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学RUN-U25応援企画若者の走るキモチ②
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なぜ走り始めたのですか?
若者たちが「走る」ことをどう感じているのか。その本音に迫るシリーズ2回目では、早稲田大学ホノルルマラソン完走会のメンバーに「走り始めたきっかけ」を聞きました。
→第1回はこちら
率直に「周りにいる同年代で走る人は多くない」と感じている彼らが、何をきっかけに走り始めたのか。学RUN事務局としては一番気になるテーマです。
周りに誘われて
一番多かったのは、友達のススメや家族の影響など。幹事長の林隼大さん(文学部2年)は「父と祖父が走っていたことと、上京して友だちづくりのため」走り始めました。目標は先輩と祖父のベストタイム(フル)3時間15分切りとか!
友だちからサークルに誘われたのがきっかけという花房圓さん(創造理工学部2年)は自分自身も長距離走が苦手で「マラソンサークル入っていると言うとマジすごいねって言われる。女子だと一人で走る勇気は湧かないけど、みんなで走る爽快感を1回味わえば好きになるはず」と力強く話します。
身ひとつでできる手軽さ
「テニスにも興味あったけど、高いラケット買うより走る方が始めやすい」(東鴻至郎さん、先進理工学部2年)、「球技は苦手だけど運動したかったので、それなら走ってみようと」(伊藤大吉さん、社会科学部2年)、「経験ある登山は、事前の準備が大変。ランニングは身ひとつでできる」。
ランニングの手軽さがハードルを下げてくれたという声が上がりました。
箱根駅伝の選手推しで
ランナーのカッコよさに憧れたという伊藤奈々さん(文化創造学部2年)は「箱根駅伝が好きで、選手を推しています」。選手が走る姿をテレビで見て「私も走りたい」とサークル入り。「健康にいいし、足が引き締まったし、体力もつきました」。自分自身で走るのも楽しくて仕方ない様子でした。
直接の勧誘だけでなく、周りから得られる刺激を自分なりに解釈して始めてみる。固定観念にとらわれず、経験を通じた実感から走るモチベーションを見い出し、大会出場の如何を選択していく。
彼らからは、そんな柔軟なランニング観が見えてきました。