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川内優輝選手の初マラソンは、大学4年のときの「別府大分毎日マラソン」。
当時の東京マラソンのエリート標準記録、2時間27分を、2月の別府大分毎日マラソンで出して、晴れて卒業となる3月に東京マラソンに出場しようという計画でした。
「箱根では3分切るペースで走ったのが、32kmまでは3分30秒でいけと監督にいわれたのでルンルン気分で・・・」
前半は市民ランナーと話をしながらのんびり、27kmで折り返し、風向きが追い風に変わったところでスピードを出すと、前から実業団の選手たちが落ちてきて、余計に気分がよくなったそう。
記録は2時間19分26秒で20位。前半は72分、後半67分というネガティブスプリットでした。
この初マラソンの後、そのまま卒業旅行として船で四国にわたり、愛媛で道後温泉に入り、香川では丸亀でうどんを食べ、瀬戸大橋をわたって、岡山の倉敷や、日本三名園のひとつ「後楽園」を見て・・・。
高校、大学と厳しい選手生活を続けてきた川内選手にとって、別府大分は初めてのマラソン経験だけでなく、1週間の楽しい旅をプレゼントしてくれたと言います。
川内選手との交流会イベントに参加された市民ランナーのみなさんの初レースでの体験を紹介します。
・大田区多摩川新緑マラソン
3kmを14周するというフルマラソン。
「輪ゴム13個手首に巻き付けて」周回ごとに1本ずつ外していくというカウント法が印象的!
・大阪マラソン
職場の人たちとエントリーして当選し走ることに。
それまでは8kmしか走ったことなかったけど完走できた。
健康でゴールできた感動を分かち合うため母親に電話をしました!
・つくばマラソン
大学2年生の時、バイト先のポスターで見てトレーニングを開始。大学4年の時に記念で初マラソンとして参加しました!
・函館マラソン
橋がきつかった。海鮮丼とかチーズケーキ、塩ラーメンとかメロンなどが出ます。
・横浜マラソン
仲間とエントリーしたが、自分だけ受かってしまった。
長い距離は苦手だったが、これが走るきっかけになりました。
・東京マラソン
「リトライ東京・ハーフ10km」で年代1位で「東京マラソン」の出走権を得た走歴30年の父と、一般抽選で当選しレース初出場となった自分。親子一緒に出場することができました!
・富士山マラソン
会社の上司に誘われ、しぶしぶハーフマラソンの「千葉マリンマラソン」に出たら、その上司よりいいタイムで走れてしまい「次はフルマラソンでしょ!」となり・・・。
今度は気にいってる女性にも「挑戦してみなよ」「余裕だよ」と勧め、一緒に11月の富士山マラソンに出場。初マラソンで、はじめてメダルももらいました!
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東京2025世界陸上競技選手権大会
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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
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