ランナーズonline
RUNNERS ONLINE
![]() |
レース本番で、いつもより楽にスピードが出せたり、後半急にきつくなったりするのは脳の作用が大きいと言われています。
脳がストップをかけないためにも、普段の練習ではいやなイメージを残さないことが重要。
それは、レース1カ月前などに30km走を行うというときも同じです。
30km走などのロング走は、距離が長いだけに悲壮な気持ちになりがちですが、目標タイムを掲げて、ペースを維持する、といった考え方をしなくても大丈夫。
たとえばマラニックにするなど、楽しくこなすことを心がけるといいでしょう。
ペースはどうあれ、練習でそれだけの距離を走り切れたのなら、フルマラソンは完走できるはずです。
●レース1カ月前を目安に
練習効果の持続と疲労を残さないことを考えると、30km走を行うのは本番1カ月前がベストです。
●ペースは気にしない!マラニックでOK
レースペースにこだわらないこと。
ペースは気にせず、途中で歩いてもいいので動き続けることが重要です。
30km走ではなく、3時間走にして、マラニック的に楽しみながら走るのもいいでしょう。
●本番の装備やジェルを試す
レース本番で、新品のシューズやウエアを初めて使うのではトラブルにつながります。
必ず練習で使いたいところですが、長い距離、長い時間使ってはじめて分かるトラブルもあります。
またエネルギージェルも、走っているときと、そうでないときとでは、味の感じ方が変わります。
30km走を行うときにぜひ試してみてください。
●なるべく楽なコースを選ぶ
30km走では、強度よりも練習をやり遂げて自信をつけることが大事なので、なるべく坂の少ない平坦で楽なコースを選びましょう。
もし荷物を持って走れるなら、新鮮な気持ちで走り続けられる片道コースにして、帰りは交通機関を利用して帰ってくる方法もいいでしょう。
練習で脳のストッパーに対抗する
ロング走などでは「もうやめよう」と脳のストッパーが働いてしまうことがあります。
そこで「つらくない」と思うために有効なのが以下のような手段です。
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ4月号 2月20日発売!
48歳を超えても初サブスリーはできる!!
本誌で昨年、初サブスリー達成者にアンケートを行ったところ、50人中20人が48歳以上でサブスリーを達成。今号では48~65歳で初サブスリーを果たした14人を紹介しています。全員に共通していたのは信念を持って徹底的に走り込んでいることでした。
知らない人は損してます
ポジティブ脳で走れば30kmの壁は突破できる!!
レース本番まであと1週間。できるトレーニングはやった。あとは体調を整えて当日を迎え、スタートするだけ。……と思っている方、ちょっと待ってください。まだタイムを縮めるためにできることがあります。それは「脳」をポジティブな状態にすることです。
本特集では、走る脳科学者の本田学さんと新澤英典コーチ、ウルトラランナーの小谷修平さんによるセミナーの内容と、「脳を活かした快走テクニック×11」を紹介します。
走って輝く人生100年時代
96歳、走る 奥山新太郎さん(神奈川県)
1月12日のいぶすき菜の花マラソンを8時間37分26秒で走り切ったのは神奈川県横浜市在住の奥山新太郎さん(96歳)。レース前には「走る」と「歩く」を繰り返す30km走を2回行ったといいます。96歳にしてなぜこれだけの走力、その源となる熱量があるのか、インタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。