坂道をうまく走るためには骨盤の傾斜角度も重要になります。
特に「上り坂ですぐ疲れる」「上りになると、どんどん抜かれる」という人は、骨盤が後傾している可能性があります。
実際、多くのランナーは、疲れてくると骨盤が後傾しやすくなります。
そこで今回は骨盤を前傾させる意識を植え付けるための運動を下に紹介します。
そのほか着地衝撃を吸収するときに使う「大腿四頭筋」(ももの前側の筋)、上り坂で推進力を得るために大事な「ハムストリングス」(ももの後ろ側の筋)、さらに前回紹介した「腸脛靭帯」が坂道を走るために特に大事な部位です。
骨盤前傾のためのジャンプまでを含めて、坂道練習の前や、レース本番の前にやっておくといいでしょう。
●骨盤の前傾ジャンプ
1.手を腰にあて、骨盤を少し前傾
このとき背中をまるめないように注意。
2.前方に軽くジャンプ!
このとき無理に高く跳ぼうとする必要はありません。
1~2を3回程度行っておきましょう。
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●大腿四頭筋のストレッチ
壁などに手をついて身体を支え、足の甲をもって前ももを伸ばし20秒程度静止。
姿勢を正して行うことで、良い動きで筋肉を使える意識を高められます。
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●ハムストリングスのストレッチ
1.ひざと腰を曲げて上体を前傾。このときひざがつま先よりも前に出ないように注意。
「気持ち良い」と感じるところで20秒静止。
2.身体を左右どちらかにひねり無理のないところで20秒静止。
同様に逆側にひねり20秒静止。
※身体のひねりを加えることでハムストリングスの様々な部位を伸ばせます。
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※月刊ランナーズより抜粋
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