ランナーズonline

【坂道を楽しもう 06】下りを走るときの横ブレを防ぐ腸脛靭帯をケアしよう

2023年6月13日

道の傾斜が違えば、身体の動きは異なります。
たとえば下り坂をスムーズに走るために活躍するのが腸脛靭帯です。

腸脛靭帯とは大腿部の側部につく靭帯で、しっかり機能すればスピードを殺す原因となる「重心の横ブレ」を防げます。
そのため起伏を走る前には、腸脛靭帯をストレッチしておきましょう。
故障を防止するためにも有効です。

以下に紹介する2種のストレッチを走る前に行うことで、固まった靭帯周辺の筋肉をほぐし、「これから使うぞ」という指令を与えることになります。
伸びる部分が微妙に違うので、2種類とも行うようにしましょう。

●腸脛靭帯ストレッチA
1.伸ばすほうと逆側の脚を前にクロスさせ
2.そのまま上体を前に倒し「気持ち良い」と感じうところで20秒静止
 このとき伸ばす側の足の裏を外側に向けるのがポイント



●腸脛靭帯ストレッチB
1.後ろ側が伸ばすほうの脚。このとき、足の裏がなるべく真後ろを向くようにするといい
2.「気持ち良い」と感じるまで身体を後ろに倒し20秒静止
 このとき大腿四頭筋も同時に伸びます




※月刊ランナーズより抜粋




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る