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【私のサブ4作戦 02】「サブフォーの会」やイベントを利用してモチベーションアップ!

2023年4月20日

東京都の多根隆二さん(64歳)は、高校時代の同級生と故郷、石川県の「能登和倉万葉の里マラソン」に出るため、60歳の誕生日から走り始めました。
翌年無事、同大会を4時間38分で完走すると、次なる目標として、仲間たちが目指しているサブフォーを意識するようになりました。


「サブフォーの会」でスピード練習を体験

「年齢的に記録を伸ばすのは無理ではないか?」
「ひとり練習で、モチベーションは維持できるだろうか?」
サブフォーを目指すにあたり、そんな不安を打開するため、多根さんは月刊ランナーズが行っている「ランナーズ+ inチーム」の「サブフォーの会」に入りました。

担当コーチから毎週送られてくる練習メニューには、やったことのないようなスピード練習がはいってきます。
それまでキロ6分強で走っていたのが、5分台のペースを初めて体験することに。

「当時の私には、ダッシュしても無理そうなペースだったので、通常ペースよりワンランク低いBレベルで何とかこなす感じでした」

それでも2021年~2022年シーズンに出場した富士山マラソン、東京マラソンでいずれも4時間01分とサブフォー間近に迫り、明らかに走力が上がっていきました。


トレーニングとしての大会出場も重要!

練習時間は朝 6時30分~8時。
2022年~2023年シーズンは、1カ月20日~25日、月間230~360km(4月~10月)走りました。

トレーニングの一環としてハーフマラソンや30kmレースに出場したこともよかったと振り返ります。
「集団走とか給水、給食など、自分ひとりの練習では体験できない、実戦的なことを事前に体験しておくことはとても大事だと思います」

多根さんはこれらの練習内容や大会出場を、紙のダイアリーに記録しています。
「毎日、毎月振り返るんです。十分に練習が積めていれば、見返すことで、やったことが自信になり、落ち着いてスタートラインに立てます」

こうして2022年の金沢マラソンで3時間37分04秒でサブフォーを達成すると、その後出場した湘南国際、能登和倉万葉の里マラソンもいずれもサブフォー。
さらに今年の東京マラソンでは3時間23分48秒(ネットタイム)でサブ3.5にも到達。
さらなる記録更新も期待できそうな大きなステップアップとなりました。


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多根 隆二さん(64歳)
  • 多根 隆二さん(64歳)

ランニング歴5年。
東京都在住、会社員。
石川県七尾市出身。
地元高校の仲間と「能登和倉万葉の里マラソン」に出場しようと60歳の誕生日から走り始める。
2019年の同大会で初フル完走(4時間38分)。
その後「ランナーズ+ inチーム」の「サブフォーの会」に入ったり、オンラインでフォームをみてもらうサービスを受けるなどしながら、2022年の金沢マラソンで3時間37分04秒という記録でサブフォーを達成。
さらに2023年の東京マラソンでは3時間23分48秒(ネットタイム)でサブ3.5を達成。


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