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レース2週間前は最後の強化期間で、レース本番に向けたシミュレーションを開始する時期です。
ポイントは「レースで失敗したときの状態」をあらかじめ体験しておくこと。
ここでお勧めしたいポイント練習は「10km突撃タイムトライアル」です。
最初の5kmを可能な限り速いペースで入り(25分以内が目安)、どこまで粘れるかに挑戦してみてください。
喘ぎ喘ぎゴールするくらいの気持ちで結構です。
51分を切れれば上出来ですが、走り切れるだけでも目的は達成です。
●目的
序盤オーバーペースでエネルギー切れになり、失速するのは典型的な「失敗レース」のパターンです。
あらかじめ体験しておくことで、レース本番での予防になります。
●効果
レースペースよりもかなり速いペース(この場合はキロ4分台のペース)を体験することで、レース本番のペースが楽に感じられるようになります。
特に序盤の5kmは、スタートの混雑もあり、よりゆったり感じられるようになるはず。
これにより、レース最初の5kmがウォームアップになり、フルマラソンが37kmのレースのようになれば、心理的にもかなりゆとりが持てるはずです。
●実践のコツ
ポイント練習は普段とは違う「非日常的」な環境で行うことで、緊張感をもって取り組めます。
10kmのレースに出場し、レースの雰囲気を活用するのもいい方法です。
レースでない人も、電車に乗り継いで河川敷や距離の分かるコースに移動することで、ポテンシャルを発揮でき、効果の高い練習になるはずです。
※月刊ランナーズより抜粋
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