![]() 「サウナが待っていれば、どんな練習にも耐えられます」と語るプロランナーの神野大地選手(写真/軍記ひろし)
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現在「ととのう」や「サ活」という言葉があるなど、大流行中のサウナ。
神野選手もハマっているようにランナーにもファンが増加中ですが、果たしてランニングにはどんなプラスの効果が期待できるのか?
現在発売中のランナーズ5月号では新編集長の行場がサブスリードクターや運動生理学の専門家に話を聞き、その効果を本気で検証しました。
今回は、サブスリードクター北原拓也先生に取材した一部を紹介します。
まず尋ねたのは、本誌にたびたび登場している、サブスリードクターの北原拓也先生(49歳)。
以前、「ビールを飲むと最大酸素摂取量が上がる」と力説してくれた北原先生なら、サウナについてもうれしい(?)情報を教えてくれるに違いない。
「私は都内で練習会を開催しているので、その後にサウナに入っています。イギリスの研究によると、サウナによって最大酸素摂取量やLT(乳酸性作業閾値)の速度など、各種の値が向上しているようです。つまり、持久力がアップするといえるかもしれないんです(※下段グラフ)」
おお!これは朗報である。早速サウナに入りに行こう。
「あ、でも少し待ってください!この研究ではトレーニング後に30分間入るということを3週間程度行っていますね。走った後、30分もサウナに入るというのはちょっと難しいですね(笑)」
確かに。特にのぼせやすい人には厳しそうだ。
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現在発売中のランナーズ5月号では、運動生理学の専門家にも話を聞き、ランナーにとって期待される効果などを深堀りしています。
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●バーミンガムの大学(英国)の研究で中距離ランナー20人を対象にした実験。練習後サウナに30分入った12人と入らなかった8人を比較した。
●サウナに入った12人は最大酸素摂取量(VO2max)が向上〈グラフ(1)〉、乳酸性作業閾値(LT)でのスピードも速くなった〈グラフ(2)〉。サウナに入らなかった8人はVO2maxがわずかに向上したのみだった(Kirby NV. Eur J Appl Physiol. 2021)。
神野選手の取材動画も公開中
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