ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 22】椅子を使って背中もお腹も同時に強化!

2023年1月23日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART22 肩甲骨を思い切り寄せて「走るときの姿勢」をイメージする

「ぽっこりお腹」になる原因には、走っている時に上半身を効率的に使えていないことが挙げられます。たとえば、デスクワークなどで気を抜くとすぐ猫背になる人は、とくにその傾向があるはず。

猫背の姿勢で走っていては、腰が落ち、体幹を使って脚を動かすことができません。腹筋で脚を引き付けられないので、左右の脚の切り替えが遅くなり、なかなかお腹も凹まず、脚への負担も大きくなってしまいます。

レース後半に腹筋がきつくなる、走った後に腹筋がつることがある人は、まさにその非効率的な走り方をしているタイプ。腹筋を中心としたランニングの動きにつながる筋トレをすることで、お腹の脂肪にもレース後半にも効く力の使い方への道筋ができていきます。

今回は椅子を使って、走るときの姿勢をイメージ! 背中にもお腹にも刺激を入れることのできる、肩甲骨寄せの体幹トレーニングです。


◎背中周りの筋肉と腹筋を鍛える

★椅子を使った「肩甲骨寄せ」で体幹強化!

<やり方>
1.椅子の上に脚を乗せ、腕を肩幅に広げます。
2.身体を平行よりやや上に上げるよう意識し、肩甲骨を寄せられるだけ寄せて、30秒間キープします。

★ポイント
・腰が落ちないように集中!
・脚の位置が高いほどきつくなります。女性やトレーニング初心者は、椅子を使わずにひざをついて四つん這いの姿勢で行ってもOK。


イラスト/庄司猛




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る