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【ランナー流新年の過ごし方 05】駅伝見たら即実践! 30分で動きが変わるイメージラン

2022年12月30日
写真/小野口健太
写真/小野口健太

お正月には実業団のニューイヤー駅伝や、箱根駅伝(往路、復路)と3日間、ランニングのイメージづくりに最適なテレビ放送があります。
これをあなたのランニングに活用しない手はありません。
人は頭の中でイメージできないことは身体で表現することはできないと言われています。
トップランナーのリズミカルでシャープな走りを見ることで、理想的な走りのイメージをつくり、今の走りを変えるきっかけにしてください。


◆テレビで見る際のポイント

・腕振り
腕を振るリズムを確認。
腕・ヒジの角度や、腕と身体の位置などにも注目!

・脚の運び方
脚運びのリズムを確認。
トップランナーは1分間に190~200程度のピッチになっているはず。
着地するときの足が身体の重心に近い位置にあること、脚や身体にブレがないことにも注目!


トップ選手の動きとリズムをイメージして走ってみよう

身体にしみついている悪い動きやリズムを変えるには、理想的な動きや、リズムを明確に意識し実行する必要があります。
一朝一夕には難しいかもしれませんが、駅伝で見たトップ選手の動きや走りのリズムをイメージして、お正月の3日間、30分でもいいので走ってみましょう。
普段のトレーニングでは、距離やペースといったことに意識がいきがちですが、そういった数字的なことは一切考えず、テレビで見たイメージを思い出し、身体の使い方に意識を向けます。

LSDなどのようなゆっくりとしたペースの練習のときは、リズムやピッチもゆっくりしたものになりがちですが、たとえペースがゆっくりでも、リズムやピッチを速めることができるようになると、対応できるスピードの幅も広がり、ランナーとしての器も大きくなります。
ダラダラした動きになりがちな人は特に、リズミカルな動きに注目して走ってみてください。


◆イメージランのポイント

・1回30分でも十分!
・3日続けて繰り返しましょう
・ペースはゆっくりでもOK
・距離やキロ何分といった数字は気にしない
・腕振り、脚の運びを速めて軽快なリズムで


※月刊ランナーズより抜粋




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