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とにかくレースが大好きというNさんご夫妻。
夫は38大会、妻は12大会と、夫婦合わせて年間で50大会も出場していると言います。
コロナ禍前の年間出場数は38大会だったという夫のS・Nさん。
「レース出場をポイント練習代わりにしています」
仕事が忙しく帰宅が夜遅いため、平日は週に2、3回ジョグするので精一杯。
「その分、週末はしっかり負荷をかけた練習をしたいので、レースをポイント練習代わりに利用します。一番追い込めるし、モチベーションにもつながります」
月間200km台の走行距離でも、フルマラソンが2時間40分前後で走れているのは、レース出場の成果だと言います。
妻のM・Nさんも「ハーフマラソンは、スピード強化にも脚づくりにもなるので、練習の一環としてよく出場しています」
特にまだ気温の高い時期は、暑くて長い距離は走れないけど、ハーフならば出れば頑張れると言います。
また、ハーフをフルのためのトレーニングとしても活用しているそう。
「ハーフを走った2週間後にフルを走ると、レースペースがラクに感じられて、終盤まで余裕を残して走れるような気がします」
実際M・Nさんは、この方法でフルマラソンの自己ベストを出したと言います。
レースにたくさん出ることでちょっと悩ましいのは参加費や遠征費などのお金の問題。
「いちど計算したら、年間で100万円を超えていて、びっくりして、その後は怖くて計算できません(笑)」
飛行機を使うときは基本的にLCCを利用し、車で行く場合は高速道路はなるべく使わず、下道で行くなどの工夫をしているそう。
「仙台ハーフに出たときには、自宅の埼玉まで帰りは8時間かけて下の道で帰ってきました」
妻のM・Nさんも、遠征費捻出のため、洋服を買うのも抑え気味と言います。
一方、ふたりの大会出場で参加賞Tシャツは増えていくばかり。
「Tシャツの入った段ボールで押入れがいつもいっぱい。これも悩みのタネですね(笑)」
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