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時間あたりの脂肪燃焼量で比較すると、ランニングはウォーキングより約25%高く、同じ距離を移動した際の消費カロリーもウォーキングより40%~50%多くなります。
歩くより走ったほうが効率的に脂肪を燃やせることになります。忙しい人ほど走って脂肪を燃やすべきなのです。
脂肪代謝を活発にできるペースは、人と無理なく会話ができる速度。
最大心拍数の60%程度(年齢や個人差はありますが120~140拍/分程度)と言われています。
また、体内の糖質が少なくなるほど脂肪が使われる割合が増えていきます。
長時間のランニングで体内の糖質が枯渇すると、脂肪を燃やす遺伝子が活性化することが明らかになっています。
LSDのような、ゆっくりペースの長時間・長距離トレーニングを継続することで脂肪をエネルギーとして使える能力(脂肪燃焼能力)が上がり、身体がスリムになっていきます。
走る時間帯で比較すると、夕食後より朝食前のほうが脂肪がよく燃えます。
糖と脂肪の使用割合を調べたデータ(同じ運動強度で60分走った実験からの結果)を比較すると、朝食前は50%程度まで脂肪燃焼率が上がるのに、夕食後では40%にとどまりました。
朝食前のランニングだと脂肪が燃えやすいのは、前日の夕食後から睡眠もはさんだ絶食時間があり、インスリンレベルも低い状態のためです。
さらに夕食後に走り、その翌朝、食事前に走った場合、脂肪利用率が70%程度まで上昇することが分かっています。
脂肪燃焼の視点から考えると、これが最も効率の良い走り方といえます。
※月刊ランナーズより抜粋
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