写真/小野口健太
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普段のジョグのペースより少しでもスピードを上げると「すぐ息が上がって続かない」という方は、しばらくジョグの最後に50mだけでいいのでダッシュをやってみてください。
これまで説明してきたペースは、「ジョグより少しでも速ければOK」でしたが、こちらは「ダッシュ」ですから、もっと速いペースになります。
とはいえ50mというごく短い距離で、練習の最後なので、ビギナーでも無理なくできるはず。
大事なのは気持ちよく終わること。無理に追い込もうと思う必要はありません。
身体がスピードに慣れてきたら、スピードアップする距離を100m、200m、300m…と少しずつ延ばしていったり、最後ではなく、ジョグの途中に入れてみたりしてもいいでしょう。
例えば、途中上り坂があれば、そこだけダッシュするというように。
スピードを上げるトレーニングを少しずつ取り入れると、次第にハムストリングスやお尻など「大きな筋肉」を使えるようになり、より速いスピードを発揮できるようになります。
さらに、足首やふくらはぎの末端部が引き締まった「カッコいい脚」に変わっていくという、外見上にも嬉しい変化が現れるはずです。
※月刊ランナーズより抜粋、編集
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