2021年もランナーとともに歩んだ『月刊ランナーズ』。誌上を賑わせた記事でこの1年を振り返ってみます! 今回は1月号(11月22日発売)から。
![]() |
金沢(10月31日)、ぐんま(11月3日)、富山(11月7日)、下関海響(11月7日)と、国内の大規模フルマラソンが開催され、久しぶりに賑やかで活気のある誌面になりました。
金沢ではコロナ対策として、手旗やメッセージボードによる応援、個別包装にした地元銘菓のエイドなど、工夫が凝らされた運営で開催。
下関海響では、世界唯一の60代女性サブスリーランナー、弓削田眞理子さんが力強い走りを見せ、パラリンピックで活躍した道下美里さんが凱旋レースとして走りました。
ニューヨークシティマラソンが、昨年の大会中止を経て今年11月7日(日)開催されました。その様子を、現地在住のランナー、巌真弓さんがリポート。今回は、アメリカの入国規制により国外からの参加者が少なく、出走は2万5390人と通常の半分弱。それでもスタートの大砲(空砲)と同時に、フランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」が流れ、みなで合唱しながら飛び出していく様子はいつもと同様。ニューヨークの街が、コロナ禍から息を吹き返し、前進していることを実感できた1日となりました。
10月9日(土)に開催された柴又100Kで「一本歯下駄」をはいて13時間18分46秒でゴールした高橋哲さん(39歳)。この写真を見て、目が釘付けになった読者も多かったはず。一本歯下駄は、重心の真下に着地しなければバランスが崩れてしまうため、これで走ることでよいランニングフォームを身に付けられるといいます。
北京オリンピック女子マラソン代表の中村友梨香さんも、主宰する練習会で一本歯下駄を使ったトレーニングを取り入れており、その効果を語ってくれました。いまランナーの間で、じわじわと愛用者が増え注目のアイテムです。
10月の1ヵ月間の走行距離(ウォーキング距離)を競う「オクトーバー・ラン&ウォーク」では、全国14万9056人の参加者がそれぞれの目標を目指して走りましたが、その中で、行われた「全国自治体対抗戦」(330市町村が参加)ランニングの部の結果が発表されました。トップ3は以下のとおり(自治体内の参加者の走行距離の平均値)。
1位 栃木県佐野市 292.5km
2位 栃木県那須烏山市 236.2km
3位 山口県下松市 218.2km
10月24日(日)バレンシア・ハーフマラソン(スペイン)で、レテセンベト・ギディ選手(エチオピア)がそれまでの女子世界記録を大幅に更新する1時間2分52秒で優勝しました。
まだフルを走っていない23歳の彼女が打ち立てたこの記録から、国際武道大学の前河洋一さんは、今後の女子フルマラソンの世界記録の可能性を予測しました。
「持久係数」(マラソンのタイムがハーフや1万mの何倍になるか)から算出してみると…、なんと、2時間9分30秒~2時間10分46秒というタイムが導き出されたのです。
女子マラソンが2時間10分突破の日は近いかもしれません。
※次回は2月号(2021年12月22日発売)を振り返ってみます!
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ8月号 6月20日発売!
ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?
2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。
レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」
月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。
今、ハーフマラソンが熱い!
ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。