ランナーズonline

【ランナーのための減量&ダイエット02】トレーニングの時間帯によって痩せやすさが違う!

2021年12月01日

減量を目的とした場合、週末にまとめて長距離を走るよりも、週3~5日以上、1回に30分~60分程度の時間を使って走るというのが理想的なトレーニング頻度です。
また走る時間帯によって、痩せやすさが違うという点も考慮したいもの。

朝ランの最たる効果といえば「脂肪燃焼」です。
前夜の食事から長時間が経過している朝食前の時間帯は、一日の中で最も体内のエネルギー、特にグリコーゲンが少ないとき。
そのため身体はグリコーゲンを節約して、脂肪を使って運動しようとします。
これを繰り返すことで、脂肪燃焼能力が上がって痩せやすくなり、脂肪をうまく使って走れるよう身体が適応していきます。
また朝の運動によって、その日1日、基礎代謝が高い状態で1日を過ごすことができるようになり、消費カロリーを増やすことにもつながります。

一方、夜遅く就寝時間近くなってからのランニングは、本来副交感神経が優位になるべき時間帯に、運動によって交感神経優位に傾きやすくなり、その日の睡眠の質が落ちてしまう可能性があります。
実は「睡眠」とダイエットとは密接な関係があります。

質の良い睡眠がとれないと、脂肪を分解したり、筋肉を発達させる働きがある、成長ホルモンが分泌しにくくなるうえ、食欲を抑える働きのあるレプチンというホルモンの分泌量が減り、食欲が増しやすくなります。
ウエイトコントロールのためにも、トレーニング効果を上げるためにも、トレーニングを行う時間帯も配慮したいものです。

※月刊ランナーズより抜粋




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る