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東京マラソンで力走する早坂さん(左端)
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「やりました! 1カ月で2回2時間19分台が出せました」。
2月26日に行われた東京マラソンのゴール地点でこう話しかけてくれたのは、
2016年5月号のマイトレーニングに登場した早坂光司さん(33歳)。
3月5日のびわ湖マラソンでも2時間21分台をマークし、
この1カ月の成績は以下の通りです。
2月5日 別府大分マラソン 2時間19分53秒(自己ベスト)
2月19日 青梅マラソン 1時間41分37秒(30km)
2月26日 東京マラソン 2時間19分45秒(自己ベスト)
3月5日 びわ湖マラソン 2時間21分23秒
この、川内優輝選手も顔負けのスケジュールで自己ベストを連発した秘訣を聞きました。
「普段の練習は約8㎏のバッグを背負って毎日往復通勤ランで34kmと18kmを交互に行っていて月間走行距離は700km以上です。今年に入って以前よりも起伏の大きなコースに変更しました。また、レース時に変えたのは『時計をしなくなったこと』。これまでは遅いと焦り、速いと不安になっていましたが、自分の感覚に従って走れるようになりました。無駄なペースの上げ下げが減ったのが良かったと思います」
さらに連戦するため、疲労回復で重視しているのは交代浴だといいます。
「レースの際は事前にレース会場近場の温泉や銭湯を調べます。びわ湖は時間がなかったのですが、別大、青梅、東京の各レースでは、直後に銭湯に直行しました。そして、20分以上は2分毎にお湯と水風呂を交互につかりました。これが筋肉に疲れを残さないため重要だったと思っています」
レースのスケジュールや練習方法はなかなか真似できませんが、交代浴や時計を外して走ることは実践可能。みなさんも試してみますか? といっても、だからといって好記録につながるかは「?」ですが。
(ランナーズ編集部 行場)
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