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「昨日、愛媛マラソンに出場しました。2時間29分55秒と納得できない結果に終わりましたが、この結果が次のレースに向けて、自分を奮い立たせてくれました!」
2月12日(日)に開催された愛媛マラソンで、52歳にして2時間29分55秒をマークしながらも、悔しさを滲ませたメールを編集部に送ってくれたのはランナーズ2016年12月号「誌上ランニングラボ」に登場した古泉辰男さんです(※)。
古泉さんは昨年9月に環太平洋大学で行った体力測定で「学生アスリートと比較して、中臀筋は同レベルだが、ハムストリングスが劣る」という結果が出ました。これを受け、10月以降「ハムストリングス強化」を重視したと言います。
「週4回行う20kmのジョギングでは起伏の激しい道を積極的に選び、上り坂でスピードアップする練習などを取り入れました。そもそも愛媛マラソンのコースは平地がほとんどないので、このような練習は大切だと実感しました。しかし、レース本番はハムストリングスに強い張りを感じ、30kmから失速しました。強い負荷をかけた分、レース前は練習量を落とすべきだったと反省しています。この経験を活かして2時間25分を狙っていきます」
今回は目標達成なりませんでしたが、探究心を持って自己分析を繰り返し、課題を見つけて前を向くことが「50代で2時間30分切り」という好記録につながっていることを実感。ランナーズ4月号(2月22日発売)では、ポジティブ思考を持つことの重要性を掘り下げた「脳をご機嫌にしてフルマラソン快走」を特集します。
※本誌が2004年に年齢別ランキングを開始してから50代で2時間30分を切ったのは古泉さんだけです。
(ランナーズ編集部・黒崎悠)
10時に県庁前をスタート
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昨年9月に環太平洋大学で体力測定を行った時に
撮影した古泉さんの走姿。 52歳とは思えないほど力強い! |
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