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【週刊ランナーズ】残暑の時期も実施したい?! 夜のロング走のメリット

2016年8月24日

「暑かったけど、走り切れて気持ちよかった」
「いい練習になった。しかし、きつかった」
これらは、8月20日に開催された30㎞走のイベント「京都30K」で、完走したランナーのコメントです。京都30Kは京都府宇治市で開催され、「30Kシリーズ」の中で唯一、17時スタートと夕方開催なのが特徴です。
当日はスタート時点の気温が35度前後と厳しい条件でしたが、次第に日も落ち、徐々に走りやすくなったのではないかと思います。
まだまだ暑さの残るこの時期、秋以降のフルマラソンに向けたロング走はこのように、夜に実施することもお勧め。これまでにランナーズでも紹介していますが、夜のランニングには以下のような効果も期待できます。休日の夜はもちろん、平日も帰宅ランで寄り道をしてロング走を実施するのもいいかもしれません。

【夜のロング走のメリット】
・昼間に比べてスピード感を感じ、気持ちよく走れる
・夜に走り、その後熟睡することで運動後や睡眠中に多くなる成長ホルモンの分泌を促進
・交感神経が優位になり、筋力が高まる→スピードが出しやすい
・次第に涼しくなっていくので長時間でも気分的に取り組みやすい

私も昨年のこの時期は帰宅ランで寄り道をする24~27km走を週1回取り入れ、ケガをしていた春の出遅れを取り戻しました。ただし、夜のロング走で頑張りすぎてなかなか寝付けなくなってしまったことも。帰宅後はぬるま湯につかるなどのケアをすると同時に、お楽しみのビールは1杯までにして練習効果を高めましょう。

(ランナーズ編集部 行場)


夕暮れの京都を走り抜けるランナーたち
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