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猛暑の日曜日。今年2月に70歳を迎えた小金啓志さんは、多摩川の河川敷で開催された「ガス橋マラソン(8km)」に参加。
「今日も70歳の部で1位を狙います」と古市場競技場のトラックを1周回り、トップで河川敷のコースに出ていった。
全日本マラソンランキングの年齢別ランキング(69歳の部/2015年4月~2016年3月)の1位であり、フルマラソンの記録は69歳で3時間13分13秒の小金さん。主にどんな練習をしているのかを伺った。
「1週間を通してランニングが中心の生活です。週に2回は練習を休みますが、1日は身体のメンテナンスのために整骨院へ行き、もう1日はジムで筋力トレーニングをしています。アップダウンのコースに面白さと必要性を感じているので、坂の練習が多く、週に1度は上り坂の400mダッシュを10本行っています。また、週に1度のLSDは3時間。歩くくらいのスピードでやっています」と小金さん。
歩くのと変わらないキロ10分かけてのLSD。
これほどまでにゆっくりな理由は、このLSDが疲労抜きの役割を担っているからだ。
「週に5日、10kmジョグ、15km走、20kmジョグ、そして上り坂のダッシュと来て、キロ10分のLSDです。たまにはゆっくり走らないと疲労が抜けません。このLSDでは血液がグルグル回るように身体全体を意識して、疲れを抜くために走っています。気持ちがいいんですよ」
来年度も年齢別ランキングで1位を狙いたいという小金さん。
「ランナーズ9月号(7月22日発売)」に掲載の“年齢別ランキング1位3人の座談会”に登場予定です。
(ランナーズ編集部 市村まや)
トップでトラックを出て行く小金さん
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年齢別ランキング1位の小金啓志さん(70歳)
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