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R-bies通信
R-BIES『引退するつもりだった』84歳の姉を弟が口説いてギネス挑戦へ。平均80歳超えきょうだいのマラソン完走の舞台裏
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5月に発表された「MCC年間大賞2025」。このアワードで大賞に輝いた3部門の受賞者の評価ポイントと、喜びの声をご紹介します。今回は、ランナー部門です。
ランナー部門大賞
小島靖子さん、伊藤和雄さん、伊藤明さんの3きょうだい
フルマラソン完走 最年長3きょうだい(合計年齢)でギネス記録
対象大会:板橋Cityマラソン
受賞ポイント
平均80歳超えの3人のきょうだいが同日同一大会でフルマラソンを完走しギネス世界記録の認定を受けました。大会当日の年齢は小島靖子さん84歳149日、伊藤和雄さん80歳321日、伊藤明さん77歳212日の合計242歳317日です。
3人の平均年齢が80歳を超えたらギネスに挑戦しようと決意したのが5年前。それからコロナ禍での練習環境悪化や故障、体力の衰え、家族の介護など取り巻く環境の変化を乗り越え、完走はもちろん、立会人の確保や写真などのデータ提出条件をクリアして快挙を達成しました。
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大会概要
開催日:2026年3月15日(日)
開催地:東京都板橋区 荒川河川敷を往復する42.195km
エントリー:フル定員10,000人
大会レポ:83.2点
▶ 大会公式HPはこちら
https://i-c-m.jp
当日のレース展開
天候は快晴で最高気温は15.8℃、風も弱く絶好の条件でスタートしました。
末弟の明さんが単独走。最近の完走タイムが6時間台半ばと落ちてきた姉の靖子さんを、直前で腰を痛めた和雄さんがサポートしながら走る展開に。
明さんは25km過ぎで足が攣ったものの、4時間57分56秒で無難にフィニッシュ。靖子さんと和雄さんは中間点を3時間25分(グロス)で通過しましたが、25km以降に急激にペースダウン。制限時間内の完走は無理だと思われた40km過ぎ、仲間の声援受けて靖子さんは奮起します。その姿に、立会人の女性が涙するほどでした。
最後は制限時間ギリギリながら6時間51分(グロス)で靖子さん、和雄さん揃ってフィニッシュ。3人の完走は、ギネス世界記録に認定されました。
受賞者コメント
小島靖子さん
2年前の名古屋ウイメンズでフルは引退するつもりでしたが、和雄からギネス挑戦の話を受けて「よしやろう」と即決しました。何よりも姉弟3人でこの経験を共有できたことが嬉しい。今も毎朝1時間、陸上のトラックで走っています。いつまでも走れる足を持っていたいです。
伊藤和雄さん
平凡な記録の私たちが楽しみながら、励まし合いながら走ってこられて大きなご褒美を頂けました。84歳まで頑張ってくれた姉と、マラソンを走るきっかけを作ってくれた弟に感謝しています。そして、それぞれ戦前、戦中、戦後を生きてきた私たちが今でも走れる身体に育ててくれた亡き両親に感謝したい。
伊藤明さん
ギネス挑戦も兄が言い出して、姉がいたから達成できた。3人いつまでも仲が良いと言われるが、世間できょうだいの仲が悪くなる意味が分からない。最近フルマラソンは足の攣りに悩まされていますがトレイルはまだまだいける。今まで2回阻まれているUTMB完走が目標です。
MCC
年間大賞とは
マラソンに挑戦するすべての人を応援するMCC(マラソン・チャレンジカップ)が、ランナー部門、大会主催者部門、運営に関わる団体などサポーター部門の3部門で優れた挑戦、取り組みを評価選考し、賞金を贈呈する年間アワード。2025年度の対象大会は、2025年4月から2026年3月までに開催されたMCC、HMCC、MCC100加盟の98大会。



