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ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
5年のブランクを経て70歳でランニング再開。LSDの効果的な練習方法は?
コロナ禍で時間ができランニングを始めた、一度やめたランニングを再開した。そんな方多いのでは? 今回はそんなランニングを再開した方からの相談。走るための身体を取り戻すため、LSDをどのように行ったらいいのでしょうか?
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現在70歳。過去にフルマラソンなどへの出場経験があります。5年のブランクがあるものの、また走ることを再開させたいと思います。やるならLSDから、と思って試してみたものの、キロ7分はキツい状況でした。たとえキロ9分程度でも、LSDをする効果はあるでしょうか? |
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「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」とは、長く・ゆっくり・距離を走るということです。ただ距離も速さもきちんと定義されてません。年齢や経験で変えて良いのです。 |
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質問者さんのジョグペースはどのくらいになりますか? そのペースより1kmあたり1分半~2分ほど遅いペースでLSDを行うと良いと思います。 |
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LSDといえば、とかくペースやタイムを強く意識してしまいがちなのですが、意識すべきは「走り方」。脚の筋力やキックをできるだけ使わず、全身の力を抜き、地面に余分な力を与えないことを意識して走るから、結果的にゆっくり走ることになります。 |
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まずはブランクからの再開、すばらしいですね! |
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キロ9分でも効果はあると思います。私は63歳から走り始め、最初は電柱間を走りきれないような状態でしたが、キロ9分ペースで初のフルマラソンを完走しました(6時間30分01秒)。私のトレーニング方法は『月刊ランナーズ』から学んだ「LSDによるインターバルトレーニング」と「フラット走法」でした。走ることを再開したお気持ちは、記録やタイムでなく健康でありたい気持ちからと推測します。私は現在87歳、健康は人生の宝物です。無理をしないでマラソンライフを楽しんでください。 |
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LSD、特にペースは決めるものではありません。キロ9分でも十分です。むしろ、歩きを定期的に混ぜても(例:5分走って1分歩くなど)「動き続ける時間」を伸ばすことを意識したほうがブランクは早く戻ってくると思います。 |
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5年のブランクを経てランを再開した質問者さん。多くの先輩ランナーから、まずLSDのペースに対するこだわりを指摘され、「ゆっくりでも距離を延ばすLSD」への発想の転換を提案されました。せっかくの練習再開、じっくりと確実に走る身体をつくっていきたいですね。 |
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