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【悩み解決!】レース中のジェルの補給をうまく行うには?

2019年12月10日

2回目のフルマラソンを控えています。初フルではガス欠を防ぐため、15、25、35kmでエネルギージェルとBCAA系アミノ酸サプリを摂取しようと準備。しかしあまりの甘さにかなり苦労しました。ウエストポーチに全部入れて走ると邪魔ですし、走りながらゴソゴソ探し、なんとか使用してもポーチに戻せば手もポーチもベトベト……。携帯方法や使用方法など、いい方法はあるのでしょうか?
(yuchin・男性)

キャップで開けるタイプだと、冬のかじかんだ手でも比較的開けやすく、段階的に摂取しても使用後にポケットに入れられるし、ベタつかず、重宝しています。エナジージェルは私は極力給水所の手前で摂取するようにし、使用済みのジェルの袋も給水所のコップと一緒に捨てさせてもらっています。

以前は「フラスク」という樹脂製の小さなボトルにジェルを移し替えて、携帯していました。これならば手も汚れないですし、ごみも出ることがありません。またくどさと甘さは水で割ったりすることで調整できます。フラスクを2~4個程度装備できるポーチや、オプションでフラスクを追加できるモデルもあります。これならば味に変化をもたせることもでき、飽きもこないと思います。

レース前の食事に重点を置いています。前日に高たんぱく低カロリー系の食事を腹六分目ぐらい、当日はレース4時間前ぐらいから食事(おにぎり2個、ゼリー2個、サイコロチョコ5個)をレース2時間前までにゆっくり摂取します。そしてスタート前は、小さめのゼリーバー1個。

スタート後は、ハーフを過ぎるまでは腹もちしますので、25km過ぎのために1個だけゼリー(リキッドタイプ)をウェストポーチに携帯して補食する程度です。もし不安であれば、私設エイドが充実した大会に出ると、チョコ、梅干、バナナやカステラなど応援の皆さんからいただけることもあります。これは非常にありがたく、走る力ももらえる気がします。

私はウェストポーチにアミノ酸(顆粒)を入れて飲んでいます。BCAA系のジェルより飲みやすいと思います。ビニール袋等を入れて使用済と分けるようにしていますがポーチの多少のベトベトは変わりません。最近は錠剤タイプもあるようです。さらに追加でビタミンB群とビタミンCカプセル(サプリケース)も同タイミングで飲んでいます。

たまにレース後半、手がかじかんだり握力がなくなりジェルのフタが開かないことがあります。使い切ることを前提にするならば、スタート前にバリッと音がするころまでいったん開けておくと、使うときに握力がなくて困ることがありません。

また、ポーチで持参する給食は熱で溶けるものはお勧めできません。ジェルはフタのできるもの、BCAAや塩は顆粒かタブレット、その他濡れると困るものはビニールのファスナー付きの袋に入れてからポーチに入れます。走りながらポーチから出すものは手で触って認識できるように工夫を凝らします。そうすると、給水所が見えたらポーチから取り出し、着いたころには水飲んで手を洗ってゴミを捨てる、が一連のリズムでできるようになります。

自分はレース中に自前のサプリなどは携帯しません。ガス欠を防ぐために、レースの前までにしっかりとエネルギーを貯めるようにしています。いわゆるカーボローディングですが、レースが日曜なら金曜日から炭水化物をいつもより多めに摂る程度(レース直前5食の合計で普段より餅3個とご飯1杯分多いだけ)です。ふだんの練習中も走りながらのエネルギー補給は滅多にしません。おかげで、自分の体内のエネルギーを効率よく使えるようになってきている気もします。お望みの回答ではないかもしれませんが、ジェルやサプリに頼らない身体を目指すことも考えてみられると良いと思います。

レースではポーチを使いません。後ろに5個ほどポケットがついたランニングパンツをはくのですが、ジェル2~3本だと充分携帯できるので重宝しています。ちょうど腰の位置にポケットがあるので、揺れたりするのも気になりません。ゴミは大会サポートの方に捨ててもらうようお願いしたり、場合によってはポケットに戻してゴールまで持って行きます。ポーチが汚れるのは嫌かも知れませんが、ランニングパンツはどうせ汗まみれになるので、気にならないのでは?

ウェストポーチも慣れの問題で、私はジェル3つと小銭入れをポーチに入れて決めたポイントで補給していますが、大して気になりませんよ。摂取するたびにポーチは軽くなりますし。私の場合、2度目のフルの時に補給食を持たず、25km地点でガス欠になってペースダウンから立ち直ることができなかった苦い経験があります。レースを失敗に終わらせるよりは、多少の重さに耐えるほうがマシだと思います。

ジェル系はフラスクにまとめて3本~4本分を入れ、アイソトニック飲料、レモン果汁、アミノ酸顆粒も少々入れています。走っているうちにシェイクされ良い感じで混じり、これを約10kmごとに補給しました。味は疲労してくるとそんなには気にならないと思います。

初フルにてジェルの補給に難儀した質問者さん。給水所とのタイミングを図って飲みやすくする工夫を始め、ポケットでの携帯や空き容器の処理についてまで、さまざまなアドバイスが寄せられました! うまく使って、レースで頼れるアイテムにしていきたいですね。





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