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ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!

【悩み解決!】教えて!「レースの好記録は○○のおかげ」

2019年10月08日

練習以外で、「私は○○のおかげで無事完走できた、好記録が出せた」と思うモノはありますか? 私は、お腹が空きやすいので、ハーフのときでもエナジージェルを必ず持って走ります。レースであなたが頼りにしているモノを教えてください!
(アンナさん・女性・走歴15年/自己ベスト:フルマラソン4時間15分)

私はレースには必ず黒糖蒸しパンを持っていきます。このパンを持って行った時とそうでないときでは、タイムが、おなかの調子が、身体のリズムが全然違ったのです。いつもの店にない時はほかの店まで行って探しまくります。今年100kmマラソンでサブ10を達成できたのもこの蒸しパンのおかげ。辛党の私がレースに持っていく甘いエネルギー源です。

フルマラソンで30km過ぎるとよくケイレンを起こすので、20km過ぎくらいから、塩をなめます。ただその塩も塩田からとった天然のもの。ミネラル豊富です。99.5%以上が塩化ナトリウムの精製塩とは明らかに味が違います。30km過ぎても何とか脚がもって記録更新できました。

私がいつも頼りにしているのは、ラップメモリーつきの時計です。レースに臨む前に目標タイムを設定し、イーブンペースで行った場合の1kmのペースを設定。キロ表示のあるたびに±を確認します。調子が良くて設定より早くなっているときはできる限り自制し、後半に余力を残して最後の1~2kmでスパート。この方法にしてから不思議と設定タイム以内でゴールできることが多く、調子が良くて飛ばしたときに限って、後半ツケが回ってガタガタになりました。

つらいレースを乗り越えるためには、やっぱり自分との戦いになります。そこで強い心の支えになるのは「目標」をもつこと。以下のようなことを励みにして取り組んでいます。

(1)自分なりの長期目標と1ヵ月、1週間の短期目標を設定すること
(2)自分の目標は周囲のメンバーや家族、友人に公言すること
(3)できれば、目標達成の仲間をつくること
(4)短期目標で達成した成果等を部屋に貼り自分への励ましにすること

やはり何といっても家族の力でしょう。ゴールで家族が自分を待っているかと思えば、1秒でもいい記録でいい走りの姿でゴールしたい。とくに、子どもが成人し、社会人であればあるほど父としての頑張る姿を見せたいと思うようになりました。

レース中には音楽などを聞かずに、応援してくれる人たちの声に耳を貸し、ハイタッチして元気をもらうことです。その都度元気を補給してもらい、自己最高タイムを出しました。

私の場合、加齢(団塊世代)にくわえて、結構体重もある(75kg)ので、長い距離のトレーニングやレースでは必ず関節痛に見舞われます。そこで、昨年から関節の痛み用のサプリメントを摂り始めてみたところ、痛みがウソのように出なくなり、トレーニング量も増やすことができるように。フルマラソンの自己記録を更新できました。

レース2週間前にふと立ち寄った某シューズメーカーのキャンペーン。足のサイズを測ってもらい、スタッフが靴選びから丁寧に相談に乗ってくれました。インソールも替え、ワセリンも股はもちろん、足の指一本一本、お尻の割れ目にも塗るなど丁寧に話をしていただき…当日は脚、身体に痛みが全く出ず、完走。その方との出会いと的確なアドバイスのおかげだとありがたく思いました。

やっぱり、いつも走っている仲間の声援です!先日のフルマラソンでも、最後の1km付近で仲間の声援が。時計を見るとあと5分半でサブ4。キロ6分ペースに完全に落ちていたのですが、ここで頑張らないわけにはいきません。ひざの痛みを忘れて最後のダッシュ。3時間59分49秒でサブ4達成。あの声援がなかったら達成できていなかった、と心から仲間に感謝しています。

60歳から始めた健康マラソン。レースでは、毎回ナンバーカードのほかに、自分で作成したプラカードを前と背中に付けて大会に参加しています。沿道からの声援はもちろん、まわりを走っているランナーからも「この調子で行けば、目標達成できるよ」「この調子ならサブフォー狙える」と励ましてもらい、3時間49分と目標を大幅に上回る結果がでました。

走りきったらホールケーキ丸ごと突っつくぞ!というご褒美設定と意気込みのおかげかな?と、感じています。早くフィニッシュしてケーキ食べたい!! この一念で頑張れます。

頼りにしていて、おかげさまと思っているのは妻のサポートです。練習に明け暮れる毎週の休日には笑顔で送り出し、ゴールを待つだけの大会の付き添いにも楽しそうにつき合ってくれ、「良かったね、頑張ったね」と評価してくれるのは妻だけですね。

やっぱり「人」ですね。沿道の応援、給水所のスタッフはもちろん、レースのときに一緒に集団を形成して走っているランナーたちも。ひとりで練習しているときは、ある程度きつくなると自分に負けてペースを落とすのですが、レースの時は「負けてたまるか」と頑張れます。そしてフィニッシュしたときに「お疲れさまでした。ありがとうございました」などと声を掛け合うときは、頑張ってよかった、とすがすがしい気持ちになれます。大会に出場するたびに「人に支えられて生きているのだ」と実感します。

誰しもレース出場の回を重ねれば、これがあると頑張れる、という“お守り”が生まれてくるものかもしれません。レースにおいて、身体のコンディションはもちろん、心のコントロールの大切さが伝わる回答が多かったのが印象的でした!





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