本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

急上昇Q&A

ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!

【悩み解決!】ネットタイムとグロスタイムの違いって?

2018年12月11日

先日、フルマラソンに参加しました。結果は、グロスタイムで5時間15分38秒。ネットタイムで4時間55分34秒でした。どちらが、自分の記録と理解すればよいですか?
(ハヤトさん・男性)

グロスタイムは号砲がなってからのタイム、ネットタイムはスタートラインを越えてからのタイムです。グロスは公式記録となるので、このタイムで順位がつけられます。大会によってはエントリーするためにグロスタイムで例えば「3時間以内で走っていないと出場できない」という制限があったりします。 

ネットタイムは実際に自分が42.195kmを走った記録ですので、走力としてはこちらのタイムで考えてよいと思います。タイムを何の目的で利用するかで使い分ければよいのではないでしょうか。

どちらを自分の記録とするかは、個々人の考えで良いと思います。私は陸連登録していることもあり、グロスのほうを重視しています。各大会にエントリーする際の申告タイムは、グロスタイムで最高の記録を出したもので申請します。

しかし、誰かに自分の記録がどんなものなのかを説明する時には、ネットタイムでの最高の記録を言っています。海外の大会だと、ネットタイムが公式記録になることが多いです。
日本の大会も早く「公式記録=ネットタイム」が主流になるといいですね

ネットタイムこそ「自分の記録」ですよね。グロスとネットの差はマラソン大会の規模などによって左右されますから、ランナーがどうこうできるものではないと思います。また、その差を詰めるために前のほうに整列できる陸連登録するという方もたくさんいらっしゃいます。

号砲からスタートラインを通過するまで20分かかっていますね。ということは、かなり渋滞していたと考えられます。
この間の時間は、どうしてもかからざるを得ない時間であり、前の人を押しのけて最前列に行くことでもしない限り縮めることはできないタイムと考えられるので、記録には含めないと私は考えます。レース中の休憩時間やトイレに行っていた時間は、「自己責任」ですので自分の記録に含めるべきでしょう。

もし出場された大会の制限時間が5時間であったなら、ネットタイムでは5時間以内で走っていても、グロスタイムでは「スタートしてからゴールまでに5時間15分かかっている」ので、関門にかかってゴールできなかったということになります。

自分の走力を説明するならネット基準で4時間55分34秒で走ったので、「サブ5を達成した」と言ってよいと思います。ただし公式記録を求められ、記録証の証明等が要る場合は、グロス基準の5時間15分38秒となります。都市型の大型大会は、先頭がスタートしてから最後尾まで30分くらいかかる大会もありますので、グロスの記録を重視する場合は出場大会を選ぶ工夫も必要です。

大会初心者に多い疑問「グロス」と「ネット」のタイムについて、様々なとらえ方が寄せられました。公的な試合としての記録、そしてチップが教えてくれる自らの走りそのものの記録。それぞれがモチベーションを高めてくれますね!





このコーナーでは、ランナー同士が気軽に情報交換できるRUNNETの人気Q&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」より注目のQ&Aをピックアップ!
全国のランナーと日頃の悩みや疑問に回答し合えるこのコミュニティには、自身の経験にもとづいたアドバイスならではの貴重な情報が詰まっています。ぜひあなたのトレーニングやレースの参考にしてください!





記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ