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【悩み解決!】内転筋を鍛えるには?

2018年6月22日

走った後に、腿の内側の内転筋がつります。調子よく坂を下って、次に駆け上がるときによく起こります。たぶん疲労のためと思うのですが、効率よく鍛える方法はありませんか?
(ハッスル後藤さん・男性)

質問者さんは、ガニ股気味で、普段はあまりアップダウンを走らないのではないでしょうか? 日本人に多いといわれるガニ股の走りは、つま先もヒザも外側を向き、どうしても脚の外側の筋肉に頼るため、内転筋はあまり使われません。

一方、下り坂では太ももの前面の大腿四頭筋群が伸びながら力を出します。普通、筋肉は縮むときに力を出すようになっていますが、下りの着地の衝撃を受け止めるために、伸びながら力を出すのです。これは下り坂を走ることでしか鍛えられないため、平坦な道でばかりで練習している人がアップダウンを走ると筋肉の疲労が起こります。

まずはフォームのチェックと、普段から歩くときもヒザと足先をまっすぐ前に出すようにするといいです。イスに座って、小さなドッジボールぐらいのサイズの柔らかいボールを股に挟み、ヒザを内側に絞るように繰り返す運動や、ヒザにボールを挟んだままのスクワットがおすすめです。

もしかしたらフォームに原因があるかもしれませんね。つま先が必要以上に内側に入っていると、腿の内側が圧迫を受けて血管が圧迫され、血流が悪くなるのかもしれません。結果として十分に酸素が供給されずパフォーマンスが低下し、つるのかも。

また、下り坂はあまりペースを上げないのが原則です。下りは衝撃が大きく、そのダメージを筋肉が受けやすいもの。また、筋力をたくさん使いますので、うまくペースコントロールをする技術や自制心が必要です。ピッチは多少速めで、ストライドは少し狭くするとラクに走れます。結果としてその後の上りが強くなるのです。

50代男性です。現在はジムのマシーンで内転筋を鍛えているのですが、以前は、通勤で使う車を運転する際に、股間にクッションを挟み、気づいたときには開閉トレーニングをしていまいした。部屋ではヒザに小さめのバランスボールを挟んで締め付けたりしました。日常の座り姿勢のとき「挟む」トレーニングをしてみてください。

仕事中やリビングなどでもできるトレーニング方法は、椅子の前方部におしりをずらし、ヒザをできるだけ座っている姿勢の角度で曲げたまま固定して(お尻を)宙に浮かせ、ヒザをぎゅっと締めます。これだと体幹も同時に鍛えられますよ。テレビを見ながらでもできますので、おすすめです!

内転筋を使っている、効いている!と感じたのは、いつものスクワット(肩幅より少し大きいぐらい)よりも、もう少し広く脚を広げ、ストレッチもかねてゆっくりスクワットを行ったときです。また、走り終わった時に片脚を一歩踏み出しては深く沈む(ランジのつもり)を行った後、その部分が筋肉痛になりますので、これもおすすめです。

脚を肩幅より広めに開き、両方のつま先を外側に向けて行うワイドスクワットが内転筋に効果的です。また、横になって寝て、下側の脚をゆっくり上げ下げするのも、鍛えられます。

坂でのトレーニングを繰り返すのがいちばんだと思います。すぐつってしまうようでしたら、はじめは階段を歩いての上り下り(5~10分)から始めてみて、それから坂道を走ってみてはいかがでしょうか。

内転筋を鍛えたいという相談に対し、坂道トレーニングの必要性やフォーム改善、手軽にできるトレーニングなどについてアドバイスが寄せられました。脚には練習によって使う筋肉・使われない筋肉があること、「なぜかこの部分がつってしまう」ことにはちゃんと理由があることなど、納得させられるテーマとなりました!





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