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【悩み解決!】レースに出る意義ってなに?

2018年4月04日

55歳男性です。10大会に出た今シーズンのレースを振り返ると、夏は平気なのですが、冬は寒さがつらくてダメでした。今冬は寒波の影響もあり練習が疎かに。しかしレースに臨むからには相応の練習を『しなければならない』と思いますし、できない自分が許せません。でも正直キツいです。サブ3.5を目標にしていましたが、「達成できたからといってどうなる?」と疑問に思ってしまいました。ランニング自体は大好きで、終生続けたい。とくに真夏の炎天下に海岸を梅肉と水をガバガバ補給しつつ走るのはサイコーに気持ちいい!です。それなら、「何もレースに出なくとも良いのではないか?」と。そう思ってしまうくらいこの冬のレースがつらかった。いったい皆さんはどのような意義でレースに出場しておられますか? (さわちゃん・55歳男性 フルのベスト3時間38分)

私のレース参加の意義というか目的はいろいろありますが、主には以下の3つです。

(1)日頃の練習の成果を確認する(つまり記録)
(2)いろんな所に行って、いろんなコースを走りたい(兼旅行)
(3)他のランナーさんから刺激を受けたい

(1)は言わずもがなですけど、単に走っているだけじゃつまらないので日頃の成果を発揮する場がほしい、そして歳を重ねても成長を実感したい。
(2)は同じ所ばかり走っていてもつまらないので、せっかくなら旅行を兼ねて全国回りたい。
(3)は、基本的にひとり練習なので、大会参加は負荷の高い練習を兼ねますし、同じくらいの年齢の人との比較などで、まだまだ頑張らねばという刺激を受け、それが活力にもなります。

ランニングの楽しみは人それぞれで正解もないので、気持ちに任せるのがいちばん心地よく続けられるのかもしれません。

楽しみにしているのは、全日本マラソンランキングやハーフマラソンランキングで同年齢の中でどれくらいの位置にいるかです。対象大会に出場し、自己ベストを更新しながらランキングを上げていくのがモチベーションになっています。

50歳でサブ3は0.8%の人しか達成できていないということを聞き、ここにもチャレンジしてみたいと思っています。自分の限界を無理しない(ケガをしない)範囲で越えていくことが楽しみです。寒さは確かにケガにもつながりやすく、モチベーションも下がります。雨の日や雪の日等も含め、そんなときこそ精神面を鍛えるチャンスと思って走ります。

僕のレース出場の意義は「レース後においしいものを食べること」です。
以前はサブ3を目標に練習を積み重ね、年に10回以上レースに参加していましたが、2年前に目標達成後、レースに出る意欲が急落しました。走る意義そのものを見失いつつありましたが、ランニングクラブの方と一緒に走った後の飲み会がとても楽しく、また続けようという気持ちになりました。

58歳、走歴26年目になります。どのような結果であれ、レースが苦しくとも楽しいから続いています。練習よりレースのほうが断然、楽しいからです。コンディションが悪い時には悪い時なりの走りができれば良し、としています。

各種150以上のレースに出場しましたが、同じ大会であっても内容や結果は同じものはありませんでした。地元の人たちや見知らぬランナーとの会話・交流(復興支援含む)も楽しみのひとつですし、プチ観光なりB級グルメなども楽しんでいます。

レースの方が緊張感もありますし、自己研鑽に繋がっているとも感じています。記録(目標のひとつ)にこだわりつつも、たくさんの大会に出場し、楽しみたいと思います。

貴殿ほど走るのが好きな方であれば、人体実験的にトレーニングの成果をレースで確認してPDCA(Plan・Do・Check・Action)を回していくこともできるのではないかと思いました。タイムでのみ練習結果を測るのではなく、肉体的反応(疲労・筋肉痛・各所の違和感)でとらえるのもおもしろいと思います。
それと、ひとりで走るのが好きなのかもしれませんが、仲間をつくって競うこと。誰かに目標を宣言してレースに臨むこと。などもレース後半の頑張りとなり、タイム向上につながるかもしれません。この年になりますと加齢との戦いも出てきますよね。昨年とは同じ練習ができなくなってきました。それでも、食べ物を考えたり、練習の負荷を下げ、内容を濃く(高密度)そしてエネルギー効率(運動効率)を考えてタイムアップに挑戦しています。その頑張りが記録達成に繋がれば最高です。

意義はひとつだけ「自己完結のため」です。世の不条理も全く無関係な「タイム」という唯一無二の世界標準により、己の身ひとつを頼りにスタートからゴールまでのすべてを自己完結し、すべての責任を負うことです。「狙ったレース」にラントレ・筋トレを重ねピンポイントで臨み、結果を出し続けることでモチベーションを維持します。

私事ですが、私は病気を持っています。それでもレース出場を続けます。タイムにはこだわりません。むしろ、タイムを追うという心境を手放したのです。

大好きなマラソンを、今シーズンも楽しく制限時間以内に完走させてくれた身体やそれを支えてくれたお医者さん。当日のベストコンディションを祈り続けてくれた家族。沿道で惜しみない声援をくださった地域の方々。しんどい30km以降を励まし合ってくれた見知らぬランナーたち。

私たちは多くの支えのお陰で走れていると思うのです。その感謝に応えるには、無事に、笑顔でゴールする、というのがいちばんの恩返しだと思っています。

私はそんなに深く考えていません。もともと仕事でも目標をたてて、それに向けて計画をたてることが好きで、マラソンも目標タイムに向けて試行錯誤しています。それが楽しいです。
ただ、マラソン自体想定どおりにいく競技じゃないですし、だからこそ面白いと思っています。

マラソンで本当に楽しいのは残り1kmを切ってからくらいですね。どんな結果になろうともレースに出て、仲間とその結果についてワイワイやるのも楽しいです。打ち上げなんかがあればなおさらサイコーです。ラン後のビール、あんな旨いものないです。そもそも、つらいレースほど後々よい思い出になっているような気がします。

ボクは仮装して大会に出ているので、陸連登録の速いランナーと競り合って「なんだコイツ?」みたいな目で見られたり、応援に手を振って応えたりするのが楽しいです。もう仮装禁止の大会に出ずにいようと思っています。実力がない状態で言うのはおこがましいですが、いつかは実業団の人と競りたい、というのがマラソンの参加意義、日々のトレーニングする意義のひとつです。

今私は60歳なので「60歳以上の部」のある種目にもっぱら出ています。
メイン種目がフルやハーフだと5kmや10kmの60歳以上の部はレベルがそれほど高くないことが多く、入賞が狙いやすいです。「勝負」のかかった走りはやはり面白いですね。
今55歳ならあと5年後、地方大会でメダルや賞状を狙って走れるようになります。それもまたランニングの別の楽しみですよ。

48歳男性です。やっぱり「過去最速の自分」になりたいからですね。
そのためには鍛練とともに、当日の天候とかそれを見越したウェアやシューズなどの準備も関係してきますし、前日当日の食事や過ごし方まで、トレーニング外の影響も考慮します。反面、練習不足、荒天、給水、給食など、結果が出ない場合の言い訳にもなってしまうところですが、タイムのみならず、その置かれた環境で自分がやりきったかどうかがいちばん大切なのではと思っています。

レースに参加するとやはりモチベーションが違います。ひとりでLSDしてると自分に甘くなり、20kmも走れば「もう疲れたからここでおしまい」となるのですが、レースだからこそ、フルでもなんとか完走しようという気になれる。まわりの応援、自分の実力が記録として残ることから、簡単にはあきらめられないというモチベーションは、レースならではだと思ったりします。

1. 目標がある人生の方が生活が充実する!(健康ジョグでは達成感はない)
2. 同じ趣味、目標を持つ仲間が増える!(健康ジョグでは仲間はなかなか増えない)
以上のふたつが大きいです。

私も真夏の炎天下に走って汗を流すことがサイコーに気持ちいい!と思ってます(猛暑日でも出撃します)。そういう走ることの気持ちよさとか、走り始めた理由を忘れないように大事にしていきたいし、そのためにもレースの目標タイムに重きを置きすぎて縛られて、走る楽しさを忘れないようにそれぞれの道を走っていきたいですね。

マラソンは、元より陸上競技は強さが数字でわかります。世界中の誰にでも、タイムを言えばその人の速さがわかります。100年後の人にも伝えることができます。
自分のまだ見ぬひ孫が『自分のひいじいちゃんはマラソンが凄かったんだ』と、考えることもできます。ひ孫が自分のタイムを超すために頑張る姿、なんとも微笑ましいと思いませんか。自分の生きていた証として、頑張った証として僕は自分の限界に日々挑戦しています。

(1)やはり、数千人単位で「元気で前向きな人たち」が集合している場所って、稀だと思います。
会社なんか、後ろ向きな人の方が多いくらいという世の中、これだけ元気&前向きな集団があるという事が素晴らしいと思います。そこに入って、エネルギーをお裾分けしていただいている感じですね。
(2)あと、自分がまだ未熟であることを実感できます。
以前、私よりずっと小柄な、おそらく60代の女性、しかも目の見えない方に38km地点ぐらいで抜かれたことがあります。(抜き返せないまま終わりました。)
あれ以来、大抵の失敗や目標未到達について、言い訳せず素直に「自分のせいである」と思えるようになりました。
(3)何だかんだ言って、レースに出るとなれば練習しますので、そういう形で怠けようとする自分を奮い立たせて練習したり節制したりしてますね。
そういう、身体を動かす&鍛えるための小目標として、レースに出ていますね。

「なぜレースにわざわざ出る?」この問いに対する多くの回答が寄せられました。タイムへの挑戦はもちろん、レースという場を、そこに立つまでのプロセスを、集まる選手や沿道の人々との関わりを、と楽しみ要素は様々。質問者さんも最後には、レースに出場「しなければ」ではなく、気持ちにまかせて柔軟に取り組んでみようと思われたようです!





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