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【悩み解決!】レースではタイツ着用?それとも「ショートパンツ+テーピング?」

2017年11月22日

フル3時間35分の男性です。今までのハーフやフルでは季節問わず、ロングタイツをはいてきました。しかしロングタイツをはくと脚の動きの妨げになると聞き、レースの装備を迷っています。タイツの代わりにキネシオテープやパワーテープを使うことも効果的でしょうか?(ゆう/男性・32歳・ラン歴1年5ヶ月・フルマラソン3時間35分、ハーフ95分、東海地方在住)

ロングタイツで脚(特に脹脛)がオーバーヒートしてデメリットに…、ということはおそらくトレーニングで経験済みと思います。レース当日の気温が高いと予想できた時点でキネシオテープを使用(キネシオは本番の2~3日前に貼って肌に馴染ませるのが良いと柔整師にアドバイスされました)すれば良いと考えて、気温が低いと予想できればロングタイツでも問題ないと思います。私も冬レースを控えたら両方を準備し、レース前夜に決断しています。

ロングタイツは保温とサポートの両方の効用があるのでどちらともいえないのですが、たとえばハーフタイツを試してみるのはどうでしょうか。私はサブ3.5達成を境に、基本的に大会ではロングタイツをやめ、寒さに応じてハーフタイツを着用しています。

最近の機能性タイツは、はくことで筋肉疲労を低減させたり、その発症を遅らせたりできます。初心者の時からはいていたのであれば、中級者、上級者になってもはいていて構わないと思います。

確かに市民ランナーでも、速く走る人のウエアは、ランシャツ、ランパンのような軽装になります。私もランシャツ、ランパンで走りますが、そういったテープ類は使いません。
もし、キネシオなどテーピングをしないとレースを走れないというのであれば、サポートタイツのほうがはがれたりする心配もなく、タイツの効果だけを享受できると思います。ご自身の走力うんぬんよりも、今現在の体力や感覚を大事にしましょう。

タイツは補助用の道具で、自転車の補助輪みたいなものです。速く長く走りたいならいつかはやめるもの。タイツをやめるだけで劇的にタイムが上がったりケガしなくなる効果もありますし、保護している箇所以外によけいな負荷がかかって、別の部位を痛めたりもします。はき方を間違えたらマイナスにもなるのです。

ただ、タイツは単純に初心者用というわけでなく、ケガしてるときの補助、ケガ回避、温度差調整など優れた効果もありますし、寒い時や気温差が激しい時、コースが複雑な時などははく選択もあります。

テーピングの類はタイツより効果が高いのでケガの保護、低減には有効です。しかし効果が高い分、張り方を間違えると負の効果も大きくなります。それに剥がれてしまえばただのジャマな物にしかなりません。かなり上級者向けだと思いますし、脚を痛めていないならおすすめしません。

3時間30分を目標にしていたころ、タイツをはいて何度かフルマラソンを走った際、後半脚が重くなってなかなか達成できませんでした。それがタイツをはかなくなった途端、3時間20分(15分以上短縮)を切れました。そこからは練習量に比例して走力が伸びている感じです。

個人的には3時間30分のスピードを出すあたりで、ロングタイツは逆にジャマになっていたのではないかと思っています。ともあれ、何かをガラっと変えるとケガのもとになったりしますのでトレーニングから少しずつはく頻度を抑えていくのもいいのでは?

私はラン歴7年、ハーフ1時間30分、フル3時間26分の57歳です。私も2年前くらいのレースから真冬でもショートパンツに変えました。軽くて快適になりました! 理由はケイレンなどの心配がなくなったことと、途中で体温が上がり暑く感じるようになったからです。質問者さんのタイムから推測すると十分可能だと思いますが、フル35km過ぎてからの脚に心配があるなら、ショートパンツにカーフサポーターを組み合わせるのも考えてみてください。ロングタイツより軽く感じるはずです。いきなりショートパンツだけが不安なら段階的に変えていくのもありです。

自分も以前はレースでもロングタイツを着用していましたが、現在はトレーニングのみの着用としています。理由としては足さばき(ヒザの自由度)が制限される感覚があったからです。現在のレースでは、「ハーフタイツ+ゲイター」または「太ももテーピング+ゲイター」で臨んでいます。これが自分には合っているようで、タイムも良くなりました。ヒザに不安がなければロングタイツは卒業しても良いと思いますよ。

私は走力が同程度ですが、ロングタイツは冬場のJOGでしか着用しません。その理由はお尻からヒザにかけての突っ張り感が邪魔をすることと、速く走るためのギアではないからです。

下半身は筋肉量も多く上半身に比べ発熱量も多いので、保温目的なら不要だと思います。
私はレースの時は基本ゲイターと、不安がある箇所にはキネシオテープでテーピングしますが、ハムストリングス(腿裏側の筋肉)は自分でテーピングしにくいので、そこが不安なら、タイツをはいたほうがいいかもしれませんね。

私も最初の頃は防寒目的でロングタイツをはいていましたが、今はまったくはいていません。冬場は最初暖かくても、走っているうちに逆に暑くなりすぎてしまい、パフォーマンスが落ちるからです。

私の場合、いちばん負担がかかるのがふくらはぎで、フルやハーフを走ると後半につってしまうことが多くありました。そのため、レースの際はよくつる場所にキネシオを貼って出走します。ロングタイツはお尻からふくらはぎまで全体的にカバーしてくれるのですが、必要のない場所まで固定することになります。やはり、質問者さんはまもなくサブ3.5という上級者にあたりますし、自分のいちばん必要な場所へのテーピングをするのが有効ではないでしょうか。

走り始めた走歴2年位まではタイツをはいて走るのがスタイルという感じで使用していましたが、現在(走歴6年)はよほど寒くなければ使用しません。フル3時間半程度で走れる走力があれば、はかなくても影響はそれほど無いと思います。私も自己ベストはランパン・Tシャツで走ったときに記録しました。

また、テーピングに関しては、本当に個人的な考えとして医療行為的なイメージがあり、見ていて痛々しさを感じてしまいます。以前、沿道応援しているおばあちゃんから、テーピングしている人を指して「あの人はケガしているのに走っているのかい?」ときかれたことがあります。沿道からそのように見られている場合もあるということです。

ハーフ、フル共に同じレベルのランナーです。ロングタイツはサブ4達成以降使用していませんが、ヒザには3Mのイージーフィットテープを使用してます。キネシオテープに比べると高いですが、簡単に貼れるので重宝してます。タイツと違いずれることがないので安心で、効果もバッチリです。

フル3時間11分の私の場合は、レースの時は、基本的にランパン、ランシャツスタイルです。どうしても寒い時は、アームカバーとふくらはぎのサポーターを着用したり、ワセリンやウォームアップジェルを塗ってカバーします。一度、冬の雨のレースでロングタイツを着用したことがありましたが、逆に暑くなり満足に走れなかったトラウマがあるからですが、寒すぎて身体が動かなかった経験はありません。ただ、スタートまでは寒いので、百円カッパかビニール袋は必需品です。

まもなくサブ3.5という質問者さんの走力を考慮した回答のなかで、このタイムの頃がちょうど脱・タイツの分基点になった、という先輩ランナーの経験談が多くありました! タイツもテープも必須ではなく、あくまでその時々の走りをサポートするもの。気候や走力に応じてうまく使っていきたいですね。





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