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【悩み解決!】脚の動きの左右差をなくすための良い練習方法は?

2017年4月24日

一年前に故障で右肩の可動域が極端に狭くなり(現在はリハビリにより改善)、ヒジを後ろに引いたりできず、かなり意識をしないと右足が前に出しづらい状況になりました。半年ほど前からは左右の脚の動きに違いが生じ、左脚は後ろに頑張って蹴っている感じ、右脚はほとんど蹴っておらず、脚を前に差し出している感じです。筋肉痛の出方も、左はふくらはぎ、右は太腿前部もしくはハム、と左右バラバラです。左右の足の動きをそろえるために工夫した練習方法などがあれば、教えていただけないでしょうか?(kiromasuさん・男性・フルのベストタイム3時間25分)

走りながら矯正するのはなかなか難しいと思います。
ランニングの前後に競歩を行うと上半身と下半身の連動がうまくいくようになるので、左右のバランスが良くなってくると思います。

ウォーキング(速歩)で動きの違いがあるならば、じっくり時間をかけて、そこから鍛錬していく必要があると思います。簡単なトレーニングであれば、もも上げ、片脚での階段の上り下りなどが効果的だと思います。

マラソンで大事なのは、いかに省エネで走るかです。
質問者さんの場合、右脚の走り方と、左脚の走り方において、マラソン向きなのは、実は右脚です。左脚のように「蹴り」が強いと短距離に向いた走り方となり、ふくらはぎに負担がかかってしまいます。ふくらはぎと太ももでは、筋肉量が全く違うため、ふくらはぎの疲労は最小限にとどめたいものです。

右脚と左脚のバランスを整えるには、ひとつは、矯正をしたい左足首に「テーピング」を施すことです。スネから足首に1本テーピングをして、蹴り出しを抑えてあげましょう。
最初は違和感があると思いますが、少しずつ左脚のクセを直していけば、バランスは整います。

ふたつ目は、腕の振り方のバランスを意識的に一定にすることです。
今回、右腕の可動域が制限されたことから、左脚がそれに合わせて矯正されてしまいました。上半身のブレは無意識に下半身で調整します。右腕を振るのが難しければ、左腕の振りを抑える走り方を意識して、上半身のブレをなくしてみてください。

シンメトリーなランニング動作を身に付けるためには、ドリルとして
「左右対称にステップする脚の動き」と「左右の腕を対称に振る腕振り」を組み合わせてみてください。歩くスピードからジョグのスピードに上げ、バランスが崩れたら最初に戻って脚&腕を組み合わせながら歩行とジョグを繰り返します。
だんだんスピードを上げていってジョグからランのスピードに上がれば、矯正できたということになるのではないでしょうか。

私も左右差を感じているおじさんランナーです。左右差の改善にはマシーンを使い、条件の設定に再現性をもたせるようにすると納得いくまでできます。
自転車(ローラー台)、エアロバイク、トレッドミルなど使ってみたらいかがでしょうか?
マシーン以外には、LSDで低速トレーニングでも確認できると思いますので、いろいろやってみるのもおススメです。

私も30年近く前に右大腿骨を骨折したときに股関節が90度ほどしか開かなくなったことの影響か、ランニングを始めると右の足裏に痛みが発生したり、シューズの減り方も左右で異なったりしていました。

この股関節の動きが悪いことが原因ではないかと思い、対策したのは今さらながらのリハビリと不足している部分の筋トレ、および入念なストレッチです。動きが悪いということは筋肉が使えていないのではないかと、右脚は左脚よりも筋トレの強度を上げています。また、動かない関節をサポートする意味で、そのまわりの関節(自分の場合足首や腰まわりなど)や筋肉のストレッチを入念に行っています。
その結果かどうかわかりませんが、30年近く動きの悪かった股関節も、風呂の中だけですが可動範囲が大きくなり、また足裏の痛みも楽になってきました。

しかし、走行中の足音は左右で異なるなどまだまだバランスは悪いようです。無理してそろえるよりも、どのようにしたらラクに走れるのかを工夫されると良いかと思います。

ほとんどの人は、脚の長さや脚の筋肉量は、左右で異なります。
差がある人だと数センチ違うようです。その結果、走るときに使う筋肉が左右で異なり、結果、左右で脚の疲労が違ってきます。

それを修復するには、手っ取り早い方法ではシューズのインソールで調整します。
できれば、オーダーメイドのインソールを作成してくれるショップを探して、自分に合ったインソールを作ってもらうと、走るときのバランスがとりやすいです。

インソールの場合は、すぐに効果がわかると思いますよ。
安く試したい場合は、シューズのインソールの下に入れるアンダーインソールを片足だけ入れてみると、違いが分かると思います。

修正方法は痛いほうの可動域に痛くないほうを合わせることです。
単純な話なのでお怒りになるかもしれませんが、四十肩の影響で肩の可動域制限に悩んだ際、本当にこうしました。

全体的にフォームが小さくなってしまいましたが、左右のブレ(ずれ)はひざ関節にダメージが出ましたので、コンパクトなフォームになっても左右バランスを整えるため調子の良いほうの可動域を狭めました。
練習後は痛いほうも可動域が広がるようにセルフリハビリを実践し、痛くないほうは可動域が狭くならないようダイナミックなモーションを上体だけ行ないました。

左右のバランスはシューズの底を見るとよくわかります。
アンバランスな擦り減り、本来は前の中心部が減ると理想的ですが、どうしても左右に偏りが出てきます。それを意識する、つまり着地点を同様にすることでバランスが良くなります。
あとは「脚は前に」「股関節の横に『脚』の付け根がある」この意識で走ることでしょうか。

まずは通常よりもキロ1分~1分半遅くジョグしたり
坂道をゆっくり走ることでフォームは固まります。
無理しますと故障の原因になりますので
ゆっくりフォームを固めてください!

シンプルな動きを長く繰り返すランニングだからこそ、じわじわと出てくる身体のアンバランス部分による影響。焦って無理をかけることなく、歩行や速歩、ジョグなど動きの根本から調整していくことこそ、長く走れるカラダづくりにつながりそうですね!





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