本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

急上昇Q&A

ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!

【悩み解決】レース1カ月前なのに、体重・体脂肪とも増加!

2016年5月11日

~ 適正体重と適正体脂肪とは? ~

1カ月後のフルマラソンで自己ベスト更新を狙っているのに、体重、体脂肪ともまさかの増加! 最近スピード練習に切り替えたためか、月間走行距離を延ばせてないからか。現在、身長159㎝体重54㎏BMIは21.4、体脂肪は19%。もう少し絞りたいがどうしたらいい?
(ふぁーり/30歳・男性)

*写真はイメージで記事(投稿)とは直接関係ありません

筋肉が増える体重増ならともかく、体脂肪が増えているのは焦ります。そもそも、適正体重や体脂肪ってどのくらい? 思ったように身体がシェイプされていかない原因は? 多くのランナーの回答がありました!

体脂肪計は、条件の違いで数値が変わるので、あまりとらわれないほうがいいと思いますが、それでも減量を目指すなら、ビルドアップとLSDがオススメ。ゆっくり長く走るLSDでも、最後の10%くらいはペースアップするようにします。30km走ならラスト3kmは最低でも20秒はペースアップすることです。

少しずつスピードアップしていくビルドアップ走は、長距離レースでスタミナを維持できる身体つくりに効果的と言われていますね。また長い距離をゆっくり走るLSDトレーニングでは、長時間の有酸素運動による脂肪燃焼が期待できます!

筋肉量によるけれど、身長159cmならベスト体重は47~48kgくらいでしょうか。炭水化物を摂取しないと練習ができなくなるので、いつもと同じ練習を遂行できるギリギリの炭水化物量まで落とします。そうなると最初の1か月ではマイナス3kg程度が限界。それ以降はひと月あたり2kg程度の減量にとどめるべき。

体調をキープしながらの1カ月の適正な減量ペースは、一般的には体重の5%までと言われています。
減量の最終目的は、レースでのパフォーマンスアップであることを忘れずに。

そしていちばん多かったのが、食事コントロールの実体験を元にした回答!

私も最近、体重が落ちなくなってきました。代謝が落ち、筋肉がつきにくくなり、結果として体重が落ちにくくなる。炭水化物に偏った食事では、どうしても体重が増えます。頑張って1時間走ったとしても、消費カロリーは500kcal程度ですから。
さらに代謝にはミネラル、ビタミンが必要なので、野菜を十分摂ることが重要です。食事を意識してとるようにしたところ、体脂肪率が増加することはなくなりました。

やはり体重減とタイム短縮は比例関係にあると思います。体重1㎏減=フル3分減はあながち的外れではないと思います。
私は甘いものが好きですが、昨年秋からのサブ3に向けての管理期間は、間食と甘いものを減らすことで、少しずつ体重が減りました。
また、職場の自販機で買う飲み物はトクホのお茶を選んでいます。これを飲み始めてから多少体重が落ちやすくなった感があります。興味あればお試しください。

BMIの数値は19〜21の間に保つのがランナーにとって理想的だそうです。18.50以下ですと、どんなに鍛えていても「不健康痩せ」となり、故障と、年をとってから骨粗鬆症のリスクが高くなります。安全マージンを取るためにBMIは19台を保つのが良いのでは?

走る距離を伸ばせない時は、普段の生活で歩きや自転車を多用すれば体重増加は最小限に抑えられます。

体重(kg) ÷ {身長(m) x 身長(m)}

18.5未満  低体重
18.5~25未満 普通体重
25~30未満  肥満レベル1
30~35未満  肥満レベル2
35~40未満  肥満レベル3
40以上  肥満レベル4


身長159cm、体重54kgの質問者ふぁーりさんの場合、54÷(1.59×1.59)=21.35(以下切り落とし)となり、ようすけさんのアドバイス通りBMI19台に乗せられる体重は50kgということに。普通体重の中で最も軽いゾーンの数値ですね!

体脂肪を減らすなら「空腹ラン」が有効です。朝食前の朝ランができればいいのですが、自分はできないので空腹の状態で夜ランしてます。お昼ご飯を食べたらそれ以降、7~8時間は一切何も食べず夜ランするのもアリだと思います。体脂肪率15%以内にすると、走りも変わってくると思いますよ。

BMIは21.4なら、体重を減らす必要はないのでは? 記録短縮にはスクワットや腹筋など筋力トレーニングすることをオススメします。スキップトレーニングも良いでしょう。

内容としてはスキップ500m×4本を基準に、自分なりにアレンジしてください(1km×5本、100×10本など)。意識するのは、前に進むことじゃなく、上に高く飛ぶこと。ももはできるだけ上げること、腕振りもしっかりやること。

このトレーニングはキックと着地の両方を鍛えられ、短時間で相当の効果があります。相当きついので、筋力アップはもちろん持久力もつきます。

ランナーの皆さんのアドバイスを受けて食事の節制を始めたところ、途端に体重も体脂肪もダウンし始めたというふぁーりさん。
体重&体脂肪増の原因ははっきりしたようです。
エリートランナーたちの体脂肪の数値の世界にも憧れますが、何より自分のコンディションの感覚を大事にしたベストな数値を探っていきたいですね。



このQ&Aのさらに詳しい回答はこちらをチェック!



このコーナーでは、ランナー同士が気軽に情報交換できるRUNNETの人気Q&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」より注目のQ&Aをピックアップ!

全国のランナーと日頃の悩みや疑問に回答し合えるこのコミュニティには、自身の経験にもとづいたアドバイスならではの貴重な情報が詰まっています。ぜひあなたのトレーニングやレースの参考にしてください!


そのほかのQ&Aを見たい、質問・回答したい人はこちらから



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ