2023年水戸黄門漫遊マラソンを走る川端さん(写真/河原井司)
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フルマラソン2時間30分切りの市民ランナーを紹介する連載「マイトレーニング」。
今回は2024年の水戸黄門漫遊マラソンで2時間23分47秒をマークした川端尚志さん(茨城・41歳)です。
日立工業高校(茨城)教員の川端さんは、学生時代に陸上競技の経験はないものの、陸上部顧問の1人として高校生と練習をともにし、また市民ランナー仲間とのトレーニングを重ねて走力を伸ばしてきました。
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地元の新潟では、小学4年生からサッカーを始めましたが、中学校卒業後からはスポーツと距離を置いていました。その後、茨城大学・大学院を経て数学の教員となり、現在は陸上部顧問として高校生の指導に携わっています。
初マラソンは教員1年目の2011年の勝田全国マラソン(3時間56分7秒)。当時はほとんど練習せずに出場していたといいます。その後、今より20kg重かった体重を減らすために2019年1月から本格的に走り始め、同年10月の水戸黄門漫遊マラソンを3時間44分37秒で完走。昨年の水戸黄門漫遊マラソンで2時間23分47秒まで記録を更新しました。
川端さんの一日は午前4時起床後のジョギングから始まります。平日は4時半~5時に開始し、40~60分走ります。ペースはキロ5分から始まり、その日の体調に合わせて4分~4分40秒までペースを上げます。
「マラソンに耐える身体をつくるために、年間を通して練習量にはこだわっています。現在の月間走行距離は800km程度。そのうちの300km以上は朝練習です」
自身の朝練習後に出勤し、部活動は16時〜18時。走力のついた現在は、高校生の長距離練習でペーサー役としてサポートすることが多いとのこと。自身の練習は、部活中または部活後に競技場で実施します。
ポイント練習は週3回が基本。練習ごとに異なる速度帯で走ることを意識しつつ、練習を継続することを大切にしているといいます。
「インターバル走、ペース走や変化走、ロング走をバランスよく組み合わせて走っています。インターバル走では、レースの苦しい場面で我慢するため1000mではなく、1200mや1600mにして行うことが多いです。また練習はレースのために行うものなので、設定したペースを絶対に切って走るように心がけています。設定タイムを0.1秒でも超えていたら、自分に対して『何やってんだ!』と思ってしまいます」
近年はネット上の情報や、箱根駅伝出場経験のある他の顧問の意見も取り入れながら、自身のトレーニングスタイルを確立してきました。
2023年7月には、気温が30℃近くなった茨城県陸上競技選手権の5000mで、自己ベストとなる14分42秒96をマークしました。
「この大会には毎年出場しています。生徒たちも選手として出場したり、運営ボランティアとして参加したりしています。40歳を過ぎた私が、苦しみながら走る姿を生徒たちに見てもらいたいんです。そこから何かを感じ取ってくれたらうれしいです」
今シーズンは水戸黄門漫遊マラソン以外に勝田全国マラソンにも出場予定で、2時間20分切りを目標に掲げています。
「身体が動くうちに、どこまでいけるか試してみたいんです。生徒たちや練習をともにする市民ランナー仲間、そして所属する笠松走友会のメンバーの存在が私の脚を動かし続けてくれています」
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川端さんのより詳しい練習メニューは、ランナーズ11月号で紹介しています。
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