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8月に唯一開催される公認フルマラソン、北海道マラソン。現在発売中のランナーズ8月号では、この夏北海道マラソンにチャレンジする全ランナーを応援するため、「レース快走法」と「札幌ガイド(ランナーお勧めの飲食店やランニングコース紹介)」を掲載しています。
ここでは、2023年大会で5位に入った道民ランナーの藤澤舞さんを指導する、石井憲コーチ(エクセルアスリートクラブ協会代表)が語る攻略法を抜粋して紹介します。
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北海道マラソンのコースは基本的に平坦。もし冬にマラソンを開催したら高速コースになるのではないかと思います。ただ、注意したいのが序盤5km。上り基調になっているので、夏マラソンはオーバーペースが厳禁だということと合わせ、5kmまでは目標ペースからキロ10秒程度遅くてもいいでしょう。
そして最大のポイントが途中折り返して約19~32km地点まで続く直線の「新川通」です。道幅が広く、視覚的にもスピードを感じにくいのが特徴です。集中力を保ちながら、「30km以降にペースアップする」というぐらいの余力を残して走りましょう。年によって行きと帰りのどちらが追い風、向かい風かは変わりますが、注意すべきは追い風。冬場は力になりますが、夏はより暑さを感じやすくなってしまいます。スポンジや給水で水を身体の背中側にかけ、少しでも涼しさを感じられるようにしましょう。終盤は自分と近いペースのランナーがいたら、その人について走るのがお勧めです。夏場のレースは誰もが苦しいものなので、一緒に走ることで「ツラいのは自分だけではない」と思えます。そして、ツライ時ほど沿道に笑顔を見せて走ることも有効です。
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誌面では、他にも「主催者インタビュー」「地元コーチが語る気温とペース配分の関係」「カーボローディングや打ち上げにお勧めのお店紹介」といった内容を掲載しています。ぜひご覧ください。
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ランナーズ12月号 10月22日発売!
さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法
フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。
東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!
東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
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