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「地面をつかむ感覚がほしい」キロ5分から2分45秒まで、平林清澄選手のシューズ論

2025年6月02日
シューズについて持論を語った平林清澄選手
シューズについて持論を語った平林清澄選手

アディダス ジャパンは新作ランニングシューズ「ADIZERO BOSTON 13」を6月4日に発売します。それに先立ち、5月29日には山梨県河口湖町でメディア向けイベント「ADIZERO BOSTON 13 TOUR」を開催し、この3月に國學院大學を卒業したロジスティード所属の平林清澄選手が登壇。平林選手は自身のトレーニングやシューズへのこだわりについて語りました。


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トレーニングの中で一番多いのはジョグです。だいたい12~14kmで、長くて25km。ペースはキロ5分から4分半くらいです。ただし、トレーニングで大事なのはメニューにメリハリをつけることと、それぞれの意図を考えることです。

ジョグシューズはいろいろはくのですが、一番感覚がいいのはスーパーノヴァ ソリューションで、最近はアディゼロ ジャパン 9をよく使っています。特に故障した時などは地面を蹴る感覚がほしいので、(ソールが厚すぎない)アディゼロ ジャパン 9が気に入っています。

ペース走の時はボストン 13です。以前はタクミセンを使っていましたが、ボストン 13はオールマイティで、キロ2分45秒や400m60秒といったスピードにも対応してくれます。ロング走も以前はアディオス プロ 3でしたが、今はボストン 13です。地面をつかめる感覚があって、脚づくりにもすごくいいシューズです。レースではこれまでタクミセンを愛用してきましたが(2024年大阪マラソンはタクミセン9で2時間6分18秒で優勝)、身体をアップデートして厚底なども試していきたいです。

シューズを選ぶ時の考えとしては、レース用と練習用でメーカーを統一したほうがいいと思います。メーカーごとに特徴があり、合う、合わないもあるので、特徴をつかんだ上で自分に合ったシューズをはいたほうがいいトレーニングができるはずです。


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アディゼロ ボストンはアディゼロシリーズでは最も古い1982年から続いているシリーズです。編集部員が実際にはいて走ってみると、柔らかいだけでなく沈みすぎない適度な安定性もあり、ジョグからペース走やロング走、レースではフルマラソン完走~3時間30分くらいまで幅広く使えそうなシューズという印象を受けました。



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