今年の東京マラソンは2時間57分34秒だった
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現在発売中のランナーズ7月号では、同号の別冊付録「全日本マラソンランキング」1歳刻みランキングで1位に輝いたランナーのうち47人の「速くなる習慣」を特集しています。ここではその中から、今年の別府大分マラソンを2時間52分12秒で走り65歳の部1位となった藤岡英二さんを紹介します。
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藤岡さんは2013年に走り出し、2020年1月号の本誌連載「金哲彦のあなたはもっと速くなれる」に『サブスリーを狙っている59歳のランナー』として登場(取材は2019年10月)。直後に19年12月の湘南国際マラソンで初サブスリーを果たしています。その後も記録を伸ばし、24年2月の別府大分マラソンでは2時間51分49秒まで短縮しています。そんな藤岡さんの「速くなる習慣」は週末に行うロング走とLSDのセット走り込み練習だといいます。
「2020年から23年まで仕事で福岡の小倉に赴任していました。当時はラン仲間とともに、土曜日にキロ4分で20km走、日曜日に山(舗装路)で30~40kmLSD、月曜日にも30kmLSDという流れで徹底的に基礎となるスタミナを鍛えていました。その結果が24年別大の2時間51分49秒という自己ベストにつながりました。
昨年三重に転居してから1人での練習が中心となってやや質が落ちてしまいましたが、土曜日に20km走(キロ4分~4分15秒)、日曜日に山で20~30kmLSDを続けています。また、最近は加齢対策として陸上クラブで小中学生とともにスピード走を行ったり、フォームを改善するためにミニハードルを使った動きづくりも実施。短くなったストライドを拡げるためにストレッチや自重の筋トレも毎日続けています」
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7月号では19歳~96歳まで1位のランナーたちの習慣を紹介。ぜひご覧ください。
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