ランナーズonline

「まるでお祭り」のナイトレース! 5km日本新の太田智樹選手は「トラックより走りやすかった」

2025年5月08日
エリートレースは国内外から125選手が出場した(写真/軍記ひろし)
エリートレースは国内外から125選手が出場した(写真/軍記ひろし)

トップアスリートから市民ランナーまで、さまざまなランナーが自己ベストに挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」が5月3日(土・祝)、東京都新宿区の明治神宮外苑特設コースで開催されました。主催はアシックスと東京マラソン財団で、一般5kmとファミリーラン(1km)、ハーフマラソンリレーのほか、夜には国内外のトップアスリート125人を招いた5kmと10kmのエリートレースが行われました。

19時から始まったエリートレースでは目標タイムに合わせてLEDライトが選手を先導する「ペーシングライト」が日本のロードレースでは初めて導入され、10のナショナルレコードが誕生。5kmで10位の太田智樹選手(トヨタ自動車)は13分30秒の日本新記録を樹立しました。従来の記録は清水歓太選手(SUBARU)が2023年に出した13分37秒でした。

太田選手は「こういうレースは初めてでしたが、トラックよりも走りやすかったです。13分30秒のペーサーが見つからなかったので、前半は速いペースで入り、後半は落ちたものの目標はクリアできました。ブルーのライトが13分30秒だったので目安になりました」と振り返り、ランニング仲間に誘われてエリートレースの観戦に来たという20代の女性は、「世界のランナーの走りを目の前で見られてワクワクしました。お祭りのような非日常感があって楽しかったです」と話していました。



エリートレース優勝者

■男子10km
Jemal Yimer(エチオピア)27分10秒

■女子10km
Joy Cheptoyek(ウガンダ)30分22秒

■男子5km
Harbert Kibet(ウガンダ)13分00秒

■女子5km
Caroline Nyaga(ケニア)14分19秒



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!


さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。

東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!

東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る