エリートレースは国内外から125選手が出場した(写真/軍記ひろし)
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トップアスリートから市民ランナーまで、さまざまなランナーが自己ベストに挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」が5月3日(土・祝)、東京都新宿区の明治神宮外苑特設コースで開催されました。主催はアシックスと東京マラソン財団で、一般5kmとファミリーラン(1km)、ハーフマラソンリレーのほか、夜には国内外のトップアスリート125人を招いた5kmと10kmのエリートレースが行われました。
19時から始まったエリートレースでは目標タイムに合わせてLEDライトが選手を先導する「ペーシングライト」が日本のロードレースでは初めて導入され、10のナショナルレコードが誕生。5kmで10位の太田智樹選手(トヨタ自動車)は13分30秒の日本新記録を樹立しました。従来の記録は清水歓太選手(SUBARU)が2023年に出した13分37秒でした。
太田選手は「こういうレースは初めてでしたが、トラックよりも走りやすかったです。13分30秒のペーサーが見つからなかったので、前半は速いペースで入り、後半は落ちたものの目標はクリアできました。ブルーのライトが13分30秒だったので目安になりました」と振り返り、ランニング仲間に誘われてエリートレースの観戦に来たという20代の女性は、「世界のランナーの走りを目の前で見られてワクワクしました。お祭りのような非日常感があって楽しかったです」と話していました。
■男子10km
Jemal Yimer(エチオピア)27分10秒
■女子10km
Joy Cheptoyek(ウガンダ)30分22秒
■男子5km
Harbert Kibet(ウガンダ)13分00秒
■女子5km
Caroline Nyaga(ケニア)14分19秒
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