ランナーズonline

プロランナー神野大地選手の新チームに東大出身コーチが就任「兼業コーチングでニューイヤー駅伝を目指す」

2025年4月23日
神野選手をはじめ、選手・スタッフが意気込みを語った

株式会社M&Aベストパートナーズは、プロランナーの神野大地選手が監督兼プレイングマネージャーを務める「MABPマーヴェリック」の「お披露目会」を4月21日に東京都内で開催しました。チームは2023年12月に発足し、今春3人の新卒選手が加入。現在は計10人の選手で、1年目からのニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)出場を目標に活動しています。

同チームのコーチには、2019年の箱根駅伝に関東学生連合のメンバーとして出走した東大出身の近藤秀一さんが就任。現在は民間企業に勤めながら、専業ではない形で選手へのコーチングに携わっています。
「選手の練習記録や動画などの情報は、他のスタッフから送られてくるため、それで十分に把握できます。当然現場に足を運びますが、常に付きっきりでいる必要はないと考えています。専任のコーチを雇うとなれば、当然コストがかかります。私のようなスタイルであれば、企業側としても負担を抑えられ、その分のコストを選手のサポート費用に回すことができます。非常に合理的だと思います」

コーチ就任後の選手との面談では、共通の質問を投げかけ、その反応の違いから個々の特性を見極めているといいます。
「前提として、箱根駅伝では『1km3分を切るペースで20kmを走ること』が称賛されていましたが、実業団駅伝では『10-16km前後の距離をより速いスピードで走ること』が求められます。特に新卒の選手とは、学生と実業団では、まずは求められるものが変わるという認識のすり合わせを行いました。まずは今のアプローチがどう成果につながるか、4月27日に行われる日体大記録会5000mの結果で確認したいと考えています」



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る