3月2日の東京マラソンには世界から多くのランナーが参加しました(参加者3万7480人のうち46%が外国人)。3月22日発売のランナーズ6月号では、国内外のレジェンドランナーたちが実践する『加齢に打ち克つトレーニング』を掲載しています。ここではマスターズ世界記録保持者の2人が取り組むメニューを紹介します。
女子55~59歳と60~64歳のマスターズ世界記録保持者であるジェニー・ヒッチングスさん(写真/小野口健太)
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【週1回15~16マイルプログレッションラン】
【方法】
計15~16マイル(約24~25.6km)の中でキロ4分5秒(マラソンペースよりやや遅い)で2~3マイル、キロ4分(マラソンペース)で2マイル、キロ3分50秒(ハーフマラソンペース)で1マイルとペースアップしていく。
【編集部の見解】
距離とペースを決めて段階的にスピードを上げることで、無理なく筋力と心肺機能に負荷をかけられる。一番速くてもハーフマラソンペースのため、加齢による故障リスクを抑えつつ、継続的にトレーニングが積める。
【プロフィール】
2つのマラソン年代別世界記録を持つ(55~59歳/2時間45分27秒、60~64歳/2時間49分43秒)。東京マラソンは3時間2分3秒で完走した。米カリフォルニア州在住。
女子75~79歳で5種目の世界記録を持つジーニー・ライスさん
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【週1回のスピード走×6サイクル】
【方法】
トラックからフルまでいろいろな距離のレースに対応できるように、スピード走を週1回ずつ次のように順に行い、6週目まで行ったらまた1週目に戻る。
1週目/100m×16本
2週目/200m×8本
3週目/400m×4本
4週目/800m×2本
5週目/1マイル×2本
6週目/2マイル×1本
【編集部の見解】
短い距離のスピード走で、加齢によって衰えやすい速筋を活性化し、スプリント能力を維持。距離を変化させることでマンネリ化を防ぎ、一度に走る距離を延ばしていくことで心肺機能にも刺激を加えている。
【プロフィール】
35歳で走り始める。2024年ロンドンマラソンで3時間33分27秒をマークし自身の75~79歳マスターズ世界記録を更新した(※world-masters-athleticsのHPに記載されている75~79歳世界記録は23年シカゴマラソンの3時間48分2秒となっているが、今後更新される見込み)。同カテゴリーで1500m(6分14秒88)、3000m(13分31秒30)、5000m(22分41秒46)、1万m(46分53秒07)の世界記録も持つ。
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ランナーズ6月号では70歳代2人目のサブスリーランナーであるジーン・ダイクスさんとライスさんの76歳対談や、5000m&1万m世界記録保持者であるジョシュア・チェプテゲイ選手のインタビューなども掲載。「走る力は生きる力」をテーマに、ランニングに対する思いを語っています。
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