![]() 東京・神田駅1分の場所にある「麺屋武蔵 神山」の前で(写真/軍記ひろし)
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月刊ランナーズで好評連載中の「トップランナーのビジネス×ランニング」。企業の経営者や組織のトップに立つ人にランニング実践者は多く、そんな“トップランナー”にとって走ることはビジネスにどんな影響を与えているのかをインタビューする連載です。
発売中の2月号に登場するのは、ラーメン店「麺屋武蔵」を都内に14店舗展開する株式会社麺屋武蔵 代表取締役社長の矢都木二郎さん(48歳)。2020年に走り始め、24年の東京マラソンで3時間2分57秒をマーク。マラソンから得た学びや独自のトレーニング理論を語っていただきました。その一部をご紹介します。
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――37歳だった2013年に社長に就任されました。社員の待遇改善を積極的に進めましたね。
「ラーメン屋という仕事が、もう少し評価されるようになってほしいと思っていたのです。その頃ちょうど結婚し、自分の息子や娘たちが、父親の仕事を誇らしげに語れる職種にしたいという思いもありました。そのため、給料を上げ、休みを増やし、働き方のタイプを選べるようにしました。自身の生活環境にとって、一番バランスのいいものを選べばいい。稼ぎたい子には稼がせ、休みたい子には休ませる。やっぱり言われてやるのではなく、自分の意思でやる方がいい仕事をしてくれます」
――ランニングはどんなキッカケで始めたのですか。
「2020年ごろから少しずつ走り始めました。動機は太りすぎたのと、娘がかけっこ教室に参加し、それを見ていて自分も走ってみたいなと。中高時代はサッカーをしていて、運動は大好きだったので。それでハマって、体重は90kg超から76kgぐらいまで落ちました」
――初レースはいつごろに?
「コロナ禍で軒並みマラソン大会が中止になっていた22年3月、東京の荒川河川敷で行われたフルマラソンチャレンジです。コロナでお店も大変な時で、走っている間はそれを忘れられるオアシスみたいでした。その時は3時間半を狙って、3時間35分6秒でした」
――24年の東京マラソンで3時間2分57秒の自己ベストを出されました。
「少しずつ練習を積み上げ、23年の東京マラソンで3時間14分48秒。順調にタイムを縮めてきました。本当は、昨年の東京でサブスリーを果たしたかったんですけど」
――普段の練習では、どんなメニューをこなしていますか。
「以前は週にポイント練習を2回とロング走が定番だったのですが、最近は少し低強度のポイント練習を週3回やるようにしています。心拍数をゾーン5に入れず、ゾーン4の低めと高めのトレーニングを30分程度、交互に、週3回やる感じです」
――その方が効果を感じると。
「例えば、2回のポイント練習をゾーン5でやった場合、1回の数値を5とすれば2回で10。一方、3.5のポイント練習を3回やれば10.5。そちらの方が疲労も溜まらず少し効果が高いのかなと」
――月間どれくらい走っていますか。
「350km前後ですね。僕、結構トレッドミルで走ることが多いんですよ。千代田区スポーツセンターには自走式のトレッドミルがあって、インターバルがやりやすいんです。今年の夏場は暑くて屋外では走れなかったので、95%くらいトレッドミルでした。つなぎのジョグは神田にあるナチュラルランベーシックジムで低酸素トレッドミルを使うことが多いです」
――食生活で意識することは。
「こういう職業でもあるし、たくさん食べられるように、ちゃんと走る、という感じです」
――やはりラーメンを食べることは多いのですか。
「いや、ラーメンは食べないんですよ、基本的に。衝撃発言ですよね(笑)。他社製品はまず食べない。麺屋武蔵として、常に革新的で新しいものを出し続けたいので。他社のラーメンを食べることは、自分の脳にそのデータを入れることになる。すると、どこかで影響され、感化されてしまっている可能性がある。それが嫌なんですよ。だから情報として既存のラーメンの味は頭に入れたくない。ただ、食べるのは大好きなので、ラーメン以外はたくさん食べます」
![]() 神田の「麺屋武蔵 神山」の特徴は蒲焼きチャーシュー。写真は「神山ら〜麺」
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インタビュー全文は発売中のランナーズ2月号に掲載しています。ぜひご覧ください。
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年齢を重ねても走り続けるレジェンドランナーたちはどのようにして衰えを克服し、マラソンで高いパフォーマンスを維持しているのでしょうか。今号に登場するレジェンドたちの「マイトレーニング」を紹介します。
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