ランナーズonline

正月の大学駅伝でミズノが「ジョグ用シューズ」のCMを打つ理由は……

2024年12月19日

「お正月の駅伝のTV放送ではこのシューズのCMを流します。これまではレース用のトップモデルを紹介してきた枠なので、一般用のトレーニングシューズを紹介するのは初めてだと思います」
12月13日に開催されたミズノの新シューズ「MIZUNO NEO ZEN」の発表イベントで、マーケティング担当の加藤利行さんはそう話しました。

正月の駅伝は例年、日本中の注目を集める機会だけに、力の入れ具合が分かります。では、なぜ「ジョグ用シューズ」に力を入れているのか。「レーシングシューズに注目が集まりがちですが、そういったシューズを実際に使うのはレースやスピードトレーニングなど、ランニング全体の1~3割。あとはジョグが中心です。だからジョグにフォーカスしたシューズの開発を進めてきました」とは同じくマーケティング担当の斉藤太一さん。

同社は今年からジョグやポイント練習に適した「MIZUNO NEOシリーズ」を発表。これは、レースシューズで培ったsmooth speed assist(※ふくらはぎ周辺の筋肉の負担を減らす構造)などの技術を使ったトレーニングシューズのシリーズで、6月には「ジョグこそが、スピードを生み出す」のコピーとともにMIZUNO NEO VISTAを発売しました。

今回発表したMIZUNO NEO ZENは、「禅のように、走ること以外に気を取られずただ走ることに没頭してほしい」というのが名前の由来とのこと。ミッドソールにVISTAに使用されたものからさらに改良した素材を採用、プレートは使用しておらず「ペースがコントロールしやすいため、一定ペースで走り続けるジョグ向き」(シューズ企画の中島花さん)。実際にはくと柔らかくて心地よく走ることができ、幅広いペースに対応できそうな印象でした。
発売は12月26日(木)、価格は1万6500円(税込)です。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る