ランナーズonline

還暦後に10km32分台の自己ベスト! 「マラソン偏差値75」の62歳

2024年12月16日
取材日は練習会で1km10本を3分15秒前後でこなした(右が吉永さん)
取材日は練習会で1km10本を3分15秒前後でこなした(右が吉永さん)

現在発売中のランナーズ1月号では、フルマラソンのタイムを元に5歳刻みの年代・性別ごとに算出した「マラソン偏差値」の一覧を掲載しています(2023年度全日本マラソンランキングを元に作成)。
ここでは偏差値75を超えている男性の中から、昨年度61歳だった静岡マラソンを2時間39分20秒で走り、偏差値75.44となった吉永倫英さん(62歳)の記事を抜粋して紹介します。


********


男性の40歳以上で偏差値75を超えているのはわずかに8人。このうち、最も若いのが吉永倫英さんだ。フルマラソンの完走はまだ7回ながら、年齢別1位を4回獲得。今回の記録が自己ベストだという。「フルは5年ぶりだったのですが、厚底のおかげかベストが出ました。(1位獲得の)打率はなかなかのものでしょう(笑)」

そんな吉永さんの走力を支えているのが、自身がメニューを作成している毎週木曜日に開催する練習会「草薙激走会」だ。20代から70代のランナーまで在籍し、年齢別5位以内が7人いる。ここでは「ライバル」の40~50代ランナーたちと1km×10本や5kmタイムトライアルなどで切磋琢磨。厚底シューズを着用するようになった60歳ごろから走力がアップし、還暦後の最高は5kmが16分6秒、10kmが32分58秒だという。
「みんな会に入った頃は私より遅かったのにどんどん追い抜かれてしまった。まだまだタイムでも勝負したいけど、偏差値で比べるのも面白いかもね(笑)」

翌金曜日に90~120分のロングジョグを行い、月曜日にもペース走やロング走のポイント練習。その他の日は短めのジョギングが中心。月間走行距離は300km前後だ。
「以前はマラソン前400~500km走っていたのですが、19年から故障が続いてスタイルを変えました」

その分、自宅から経営するタイヤショップまでの約5kmを自転車で往復。時には遠回りして28km走ったり、坂を自転車でダッシュすることもあり、月300kmは走行しているという。
「年齢を言い訳にせず、若いランナーに負けても悔しいという気持ちは持ち続けたいです。そして、来年の静岡は今年より速く走りたい。そうしたら偏差値ももっと上がるかな」

吉永さんのより詳しい記事はランナーズ1月号をご覧ください。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ8月号 6月20日発売!


ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?

2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。


レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」

月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。

今、ハーフマラソンが熱い!

ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る