ランナーズonline

40歳以上女性が1000m3分1秒! 2024年の中距離市民ランナーNo.1が決定

2024年10月08日
3分01秒30で女子40歳以上の部を制した岩村聖華さん
3分01秒30で女子40歳以上の部を制した岩村聖華さん

プロ中長距離チーム「TWOLAPS」が主催する中距離ランナーNo.1決定戦「On presents MDC FINAL in Tokyo 2024」が10月5日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開かれ、各地区大会を勝ち抜いた市民ランナーが年代別で1000mの日本一を争う「The Fastest 1k」も昨年に続いて行われました。

男子は神奈川県のクラブチーム「MORE」で一緒に練習する2人が優勝。MORE代表の服部直(すなお)さんが30~39歳の部を、堀貴博さんが40~49歳の部を制しました。18~29歳の部は石川聖也さんが今大会最速の2分27秒91で接戦に競り勝ち、最年長カテゴリーである50歳以上の部はトラックで6つの年代別日本記録を保持する利根川裕雄さんが2分44秒72で2連覇を果たしました。

女子は40歳以上の部で岩村聖華さんが3分1秒30をマーク。2位の鴈原淳子さんも3分5秒34、3位の稲垣水美さんが3分5秒52と好タイムで続きました。30~39歳の部はランナーズ主催のMDCチャレンジャーズ東京・舎人大会で優勝した森田奈々恵さんが1位に輝き、18~29歳の部は城西大学の学生である田中希歩さんが頂点に立ちました。

岩村さんは元実業団選手で現在40歳。2017年に引退後はトレーナーやコーチとして活動しながらランニングを続けています。

「14年前から『ぬけぬけ病』と呼ばれる股関節の故障に悩まされていたのですが、引退してトレイルランを始めたら良くなってきて、トラックの1500mや3000mにも出るようになったことで自然にスピードがついたように感じます。練習はほぼ1人でやっていて、ジョグのペースを日によって速くしたり、起伏を走ったりして変化をつけています。1000mのベストは20年前くらいに練習で走った時の2分58秒で、今回は3分を切りたかったのですが、雨だったことを考えれば妥当なところ。MDCはスピードに向き合ういい機会になりました」(岩村さん)

利根川さんも「この歳になると記録を狙うレースばかりで、タイトルを目指して勝負をする機会はなかなかありません。これを1年のメインに考えてきました」と話し、「普段の練習は片道5.5kmの通勤・帰宅ランがメインですが、その途中に土のトラックで6000m(キロ3分45秒)のペース走を入れたり、長野県の若いランナーと1500m4分切りを目指す『センゴリラ』というチームを作り、一緒に400m(66秒)×4本×2セット(リカバリー1分、セット間15分)などをこなしたりしてきました。今回はすごく緊張しましたし、『負けられない戦い』でした」と振り返っていました。



年代別1000m優勝者

男子

18~29歳 石川聖也  2分27秒91
30~39歳 服部 直  2分34秒30
40~49歳 堀 貴博  2分31秒13
50歳以上 利根川裕雄 2分44秒72


女子

18~29歳 田中希歩  2分56秒32
30~39歳 森田奈々恵 3分00秒16
40歳以上 岩村聖華  3分01秒30


男子50歳以上の部は利根川裕雄さんが2分44秒72で2連覇
男子50歳以上の部は利根川裕雄さんが2分44秒72で2連覇
上位4人が2分31秒台でフィニッシュした男子40~49歳の部で優勝したのは堀貴博さん(右から2人目)
上位4人が2分31秒台でフィニッシュした男子40~49歳の部で優勝したのは堀貴博さん(右から2人目)


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


脳のリミッターをはずして速くなる!

「僕は脳のリミッターをはずすことができるから、力を出し切れる」。1月のニューイヤー駅伝で22人を抜いたプロランナー・吉田響選手はそう語ります。「失速の原因は脳がブレーキをかけること」という理論を度々取り上げてきた本誌は今回、吉田響選手に「吉田流・脳のリミッターのはずし方」を徹底インタビュー。ランナーの実体験から、ランナーが脳のリミッターをはずして持てる力を最大限に発揮する方法を学びます。

ジョグジョグが聞く、教えて! あなたのMy Run, My Peace
純烈・後上翔太

50周年記念キャラクター・ジョグジョグが、走ることの魅力を探る連載第7回。今回は、歌謡コーラスグループ・純烈のメンバーとして、全国各地の温浴施設でも数多くのステージに立ってきた後上翔太さん(39歳)。「お風呂とマラソンの相性は最高。銭湯×ランニングの親善大使になりたい」と語る後上さんのランニングライフを聞きました。

夏を制する黄金タイムは?
朝ラン vs 夜ラン

これからの時期、日差しの強い昼間走ることは、とてもではないが難しい‥‥‥。では、いつ走るかというと、候補となるのは必然的に「朝」と「夜」の2つ。本企画では、朝ラン派と夜ラン派が実践談を通してそれぞれの利点を紹介。さらに、練習効果を倍増させる方法や、「朝起きてすぐに走り出しても大丈夫?」「夜にスピードを上げて走ると、その後なかなか眠れない」などのお悩みに専門家が答えます。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る