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週末オンラインイベント「TATTAサタデーラン」200回連続参加の校長先生が語る魅力と効果

2024年6月13日
琵琶湖の周りを走る村地さん
琵琶湖の周りを走る村地さん

みなさん、TATTAサタデーランというものをご存じでしょうか?
TATTAサタデーランとは「ランナーズ+メンバーズ」会員限定で無料で参加できる毎週末に開催されるオンラインのランニングイベントです。
そのTATTAサタデーランが、5/25(土)・26(日)に第200回が行われ、第1回から全てのイベントに出参加されている方がいるとのこと。2022年6月の第1回から皆勤している方とは、一体どんな方なのでしょうか。ニックネーム「甲賀にんじゃ?さん(58)歳」に話を聞きました。


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――200回連続参加おめでとうございます。なぜ、初回から連続して参加しているのでしょうか?

「走り始めたのは49歳の時。軽い気持ちで始めたランニングがどんどんのめり込み、今年で10年を迎えました。以前はジムで走っていましたが、多忙やコロナの影響で会員費だけを払うことに。そんな時にTATTAサタデーラン第1回の存在を知りました。そこで、連続出場は第1回から出場した人だけの特権だと思い、連続出場を目指しました。」

2021年7月~2022年6月に開催された「TATTAサタデーラン~誰でもフルマラソン~」の12個の完走メダル
2021年7月~2022年6月に開催された「TATTAサタデーラン~誰でもフルマラソン~」の12個の完走メダル

――200回連続参加とは、大変なことだと思いますが継続の秘訣はありますか?
「ある意味使命ですね。どんな状況でも連続出場すると決めたので、それがモチベーションになっています。現在、小学校の校長として勤務しているため、出張があって時間がないときや桜吹雪の中、炎天下の中、落ち葉の中、そして猛吹雪の夜中でも参加しました。家族旅行の出発の朝、1人で4時に起床して暗い中イベントを達成したこともありました。そして、毎週のイベントテーマが楽しみでそれもモチベーションになっています。」

――特に思い出に残ったTATTAのイベントはありますか?
「1番思い出に残ったのは97回「5kmタイムトライアル」です。この結果から、2022年5月15日「大人の全力走~5kmNO.1決定戦~(※)」に招待していただき、国立競技場を走ることができました。」
※2022年に開催されたTATTAサタデーランとの連動企画「さつき+チャレンジ」。大人の最速王を決める「5kmタイムアタック」がTATTAで行われ、男女上位者には、国立競技場で開催する決勝戦の出場権が与えられた。

「大人の全力走~5kmNO.1決定戦~」で国立競技場を走る村地さん
「大人の全力走~5kmNO.1決定戦~」で国立競技場を走る村地さん

――小学校の校長先生ということでお忙しいと思いますが、普段はどのように練習していますか?
「主に平日の夜と土日の昼間に走っています。平日はどうしても残業があったりすると走れない日もありますが、土日はTATTAサタデーランがあるので、必ず走ります。平日は10km程度なので、TATTAサタデーランでタイムアタックやスピード走があるととても刺激になります。」

――2022年にベストを更新されているようですが、更新できた要因はありますか。
「はい。2022年に金沢マラソンで3時間33分18秒でのベストを更新できました。更新できた要因は、毎日欠かさず走っていることと、今は行っていませんが、ジムのトレッドミルでビルドアップ走を行ったことですかね。TATTAサタデーランのおかげで継続することができています。」

――村地さんにとってランニングの魅力はなんですか?
「大会でゴールした時の満足感と達成感を感じられることです。タイムを更新できた時ももちろん嬉しいですが、大会に出ることで非日常感を味わえるのも楽しみの1つですね。あとは、TATTAで毎週走ることでイベントをクリアできるのがが楽しいです。1人ではランニングは続けられなかったと思いますが、TATTAのイベントがあるから走れています。TATTAサタデーランがベスト更新やケガ無く走り続けられる身体づくりに大きな貢献になっています。」

――今後の目標はありますか?
「年をとっても走り続けることですかね。大会では、いつまでも制限時間内に走り切れるよう頑張ります。TATTAサタデーランが終わらない限り、私も走ることをやめられません(笑)」

第1回大会から全てのイベントを印刷し保存しているファイル
第1回大会から全てのイベントを印刷し保存しているファイル

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村地昭彦さん
1965年生まれ、58歳。滋賀県の小学校校長先生。フルマラソンの自己ベストは3時間33分18秒(2022年 金沢マラソン)。ニックネームは「甲賀にんじゃ?」。勤務先の甲賀市が忍者の里で、忍者のように軽やかに走りたいが、見た目は忍者ではないので(?)を付けている。




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