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1歳刻みランキング20年間の「歴代1位」は有名ランナー揃い?!

2024年5月23日
歴代1位記録を5つ保持している保坂好久さん
歴代1位記録を5つ保持している保坂好久さん

日本のフルマラソンに関する様々なデータを発表する全日本マラソンランキングは、現在発売中のランナーズ7月号で20回となりました。これを記念して、同号では過去20年の「1歳刻みランキング」から、各年齢の歴代1位のランナーを発表しています。
若い年代ではオリンピック代表や日本記録保持者、年齢が上がっていくとマスターズ世界記録保持者やランナーズおなじみの方々が登場するなど、見どころたっぷりの企画となっています。ここではその中から、3人のランナーを抜粋して紹介します。


女性40歳1位(2時間35分36秒):弘山晴美さん

1500m、3000m、5000mの元日本記録保持者で、オリンピックには1996年から20004年までトラック種目で3大会連続出場。世界選手権では5000m、1万m、マラソンの3種目で入賞経験があります。37歳、39歳でも歴代1位で、39歳の2時間29分50秒は女性最年長の2時間30分切りです。


男性50歳1位(2時間28分14秒):平塚潤さん

日本体育大学からヱスビー食品に進み、1993年世界選手権1万m日本代表。城西大学で監督を務めた後に再びマラソンを走り、1歳刻みランキングでは1位を5回獲得しました。46歳でも歴代1位になっています。ランナーズでは「これができればサブスリー」を連載した経験も。


男性65歳1位(2時間49分1秒):保坂好久さん

35歳で走り始め、59、60、61、63歳の年齢別世界記録を樹立。自宅のある静岡県下田市で「下り坂1km×5~10本」を1984年から長年にわたって毎日行っており、「加齢によって落ちてくるのはスピードや筋力だけじゃない。モチベーションや集中力を保つのもとても難しくなってくる。下り坂はどれに対しても効果がある」と語っていました。59、61、68、70歳でも歴代1位です。



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大特集 ハーフマラソンを走ろう!
&2023年度ハーフマラソン1歳刻みランキング

昨年から月刊ランナーズ誌上に上位100位の氏名を発表しているハーフマラソン1歳刻みランキング。2023年度は前年度より25多い109大会がランキングの対象大会となりました。100位以降の方もRUNNETで自身の順位を検索可能。
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暑さを味方にする練習法
今夏は「サンセットロング走」

例年通りかそれ以上の暑さになると予想されている今年の夏。
そんな夏でもロング走を継続したいと考えている皆さんにお勧めなのが、夕方以降に行う「サンセットロング走」です。
東京五輪にも関わった暑熱対策の専門家やサブスリー気象予報士、ランニングコーチが夕方にロング走をすることの利点やそれによって得られる効果を説明します。

特別対談
藤原新(ロンドン五輪代表)&宮原徹(富士登山競走大会記録保持者)
「山を走ると本能がリセットされる」

ロンドン五輪代表の藤原新さん(スズキACヘッドコーチ)と富士登山競走大会記録保持者の宮原徹さん(滝ヶ原自衛隊)は長崎県立諫早高校時代の先輩と後輩。
当時から山を走っていたという2人が山の魅力を語り合いました。



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