![]() 歴代1位記録を5つ保持している保坂好久さん
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日本のフルマラソンに関する様々なデータを発表する全日本マラソンランキングは、現在発売中のランナーズ7月号で20回となりました。これを記念して、同号では過去20年の「1歳刻みランキング」から、各年齢の歴代1位のランナーを発表しています。
若い年代ではオリンピック代表や日本記録保持者、年齢が上がっていくとマスターズ世界記録保持者やランナーズおなじみの方々が登場するなど、見どころたっぷりの企画となっています。ここではその中から、3人のランナーを抜粋して紹介します。
1500m、3000m、5000mの元日本記録保持者で、オリンピックには1996年から20004年までトラック種目で3大会連続出場。世界選手権では5000m、1万m、マラソンの3種目で入賞経験があります。37歳、39歳でも歴代1位で、39歳の2時間29分50秒は女性最年長の2時間30分切りです。
日本体育大学からヱスビー食品に進み、1993年世界選手権1万m日本代表。城西大学で監督を務めた後に再びマラソンを走り、1歳刻みランキングでは1位を5回獲得しました。46歳でも歴代1位になっています。ランナーズでは「これができればサブスリー」を連載した経験も。
35歳で走り始め、59、60、61、63歳の年齢別世界記録を樹立。自宅のある静岡県下田市で「下り坂1km×5~10本」を1984年から長年にわたって毎日行っており、「加齢によって落ちてくるのはスピードや筋力だけじゃない。モチベーションや集中力を保つのもとても難しくなってくる。下り坂はどれに対しても効果がある」と語っていました。59、61、68、70歳でも歴代1位です。
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ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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