ランナーズonline

三菱地所・中島篤社長インタビュー「マラソンは、準備の重要性と、そうは言っても想定外のことも起こることを教えてくれた」

2024年3月26日
3月3日の東京マラソンでは3時間44分18秒でフィニッシュした中島社長(写真/小野口健太)
3月3日の東京マラソンでは3時間44分18秒でフィニッシュした中島社長(写真/小野口健太)

月刊ランナーズで好評連載中の「トップランナーのビジネス×ランニング」。企業の経営者や組織のトップに立つ人にランニング実践者は多く、そんな “トップランナー” にとって走ることはビジネスにどんな影響を与えているのかをインタビューする連載です。発売中の5月号に登場するのは三菱地所株式会社代表執行役 執行役社長の中島篤さん(60歳)。「街」を舞台に新たな価値創造や環境との共生に挑戦する同社の、スポーツを通じた企業・就業者の健康づくり促進への取り組みと、マラソン挑戦によって自身が得た気づきを語っていただきました。今回はその一部をご紹介します。


********


――ご自身の生活の中に、走る時間を確保することが習慣になり、考え方など変わったことはありますか。

「考え方は少し変わったかもしれません。特にそれまで運動をやっていたわけではないですし、体力があるとも思っていなかったのですが、意外と走れるじゃないか、と。そう思った時、親に感謝しました。実はそういうふうに育ててくれたんだなと。1人でセントラルパークを走っているとき、ああ、ありがたいなと思いました。それと、マラソンは準備してもダメな時はダメなんですが、準備しなければ絶対にダメなんですよね。そういうことは考えるようになりました。最近は本当に時間の自由がないのですが、ある程度忙しくても、時間ができそうな時に『ここで何km走ろう』とか、そういうことを1カ月単位で考えていた時もありました。やっぱり、準備が必要、ということですね」
「準備の重要性と、そうは言っても想定外のことも起こるということを、マラソンに教えてもらったと思います」

――それは仕事に通じる部分もあるでしょうか。

「はい、ビジネスは大体想定外のことしか起こらないですから。準備しなければうまくいかないのは間違いないし、準備してもうまくいかないことはしょっちゅうありますので」

――「大会」には、どんな魅力を感じられますか。

「『自分の発表の場』のような気持ちになりますよね。そこに照準を合わせ、準備し、ひとつの締めにもなる。あとは、ニューヨークを目指す時は『9+1』のために10kmや15kmなどのレースに出たのですが、練習では絶対出ないタイムで走れる時がある。自分の限界を超えるための刺激として、いいツールだと思います」


********


インタビュー全文は発売中のランナーズ5月号に掲載しています。ぜひご覧ください。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ8月号 6月20日発売!


ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?

2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。


レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」

月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。

今、ハーフマラソンが熱い!

ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る