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箱根駅伝2連覇を目指す駒澤大駅伝チーム。先頭左が佐藤圭汰選手、右が鈴木芽吹主将(写真/水上俊介)
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昨年度の大学駅伝で3冠を達成し、今年も出雲駅伝と全日本大学駅伝で優勝している駒澤大陸上競技部が12月15日、オンラインで合同取材に応じ、来年1月2~3日に開催される第100回箱根駅伝に向けた意気込みを語りました。
今季は出雲、全日本とも1区で先頭に立つとそのまま首位を譲らずに独走。箱根でも1区からトップを走る展開も考えられますが、藤田敦史監督は「今季は『(昨年の)最強チームへの挑戦』をテーマに往路、復路(の優勝)と総合優勝を目指しています。しかし、相手のあることで簡単ではないので、1月3日の大手町に先頭で帰ってくるというシンプルな目標で戦いたい」と2連覇と2年連続の3冠への構想を明かしました。
今大会は1万m27分台ランナー3人を登録しており、11月に現役学生日本人最速の27分28秒50(U20日本記録)を出した2年生の佐藤圭汰選手は「絶対に区間賞を取ってチームに貢献したい」と1区出走をアピール。「目標は区間新。5km14分ペースでそのまま行きたい」と話しており、それが実現すれば区間記録の1時間0分40秒(21.3km)を約1分上回る59分38秒となります。前回は体調不良のために箱根駅伝を欠場しましたが、「昨年もスタミナがついた実感がありましたが、今年はさらに自信があります」と手応えを口にしました。
佐藤選手など日本代表を目指す数名の選手を指導している大八木弘明総監督は「今一番いい状態の16人が選ばれている。佐藤は14分10秒ペースで行ければいいかな」と話し、自身の後任である教え子の藤田監督については「選手一人ひとりをよく見ていて、チームの底上げができている。16人の登録メンバーも藤田が決めて、それを私がチェックして提出しました。素晴らしい指導者になると思う」と期待を寄せていました。
今年度からチームを率いる藤田敦史監督(左)と大八木弘明総監督
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なお、月刊ランナーズでは第100回箱根駅伝に向けて各大学の監督にインタビューする「箱根駅伝100回大会へのカウントダウン」を7月号から連載しています。
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