いつもより少し頑張ると、ひざが痛くなってしまう。
そんな人は、ひざや脚に負担がかかる走り方になっているのかもしれません。
ケガをせずにランニングを続けるためには、ランと並行して筋トレも行う必要がありますが、月間100km前後のランナーは、多忙な中で筋トレの時間を捻出できない人も多いはず。
そこでお勧めしたいのが、普段のランニングに「坂ダッシュ」を組み込むことです。
「坂ダッシュ」では前傾姿勢がとりやすく、自然に重心移動によって走る感覚をつかむことができます。
続けることで、脚先ではなく、お尻や太ももといった大きな筋肉を使う走り方が身についてきます。
走り方が変われば、走りながらも大きな筋肉を鍛えることができ、結果的にケガの予防になるうえ、スピードも出しやすくなるのです。
「坂ダッシュ」というと、きついトレーニングを思い浮かべるかもしれませんが、だれでも気軽に取り入れられるやり方です。
まず長い坂である必要はなく、5~10m程度の長さでいいのです。
さらに、傾斜もごく緩やかなところで構いません。
公園などにちょっとあるような小さな坂でいいのです。
|
<方法>
・公園などにある長さ5~10m程度の坂を利用
・坂の10m程度手前から走り始め、上りきってからも10m程度走り続ける
・ジョグの途中やウォームアップ時に3本程度行う
<効果>
・太ももなど大きな筋肉を使った走り方ができるようになる
・大きな筋肉を使った走り方ができるようになってくることで筋肉も鍛えられる
・上半身と下半身の連動性も向上する
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ創刊50周年記念号 11月21日発売!
1976年2月に創刊したランナーズは、おかげ様で50周年を迎えました。ランナーのみなさま、ご愛読ありがとうございます。
今号は50周年を記念し、ダブル表紙の特別版でお届けします。
当社50年の歴史から振り返る日本ランニング界、50年間の挑戦史
女性ランナーの増加から競技選手の活躍、都市型マラソンの拡大など、日本ランニング界50年の歴史を20ページにわたって掲載します。
◎日本の市民ランナーを速くした50年分のトレーニング
「ハードだけど実践してみたい」。そんな気持ちを抱いてもらえることを目指して紹介してきたトレーニングの中から、30のトレーニングを厳選しました。
◎広告から見るシューズ・グッズ50年の進化
過去50年間のランナーズに掲載された広告からグッズ進化の歴史をたどります。
◎創業者インタビュー「ランニングの世界はまさに多様性」
いかにして当社は立ち上がり、日本の市民ランニング界と歩みを共にしてきたのか? 当社創業者の橋本治朗氏に現代表取締役社長の黒崎悠がインタビューしました。
特別付録 ランナーズダイアリー2026
2026年のダイアリーは50周年特別版。50周年メモリアルコラム「忘れられないトレーニング」として、往年の名ランナーのトレーニングを掲載しています。読んで書いて、1年間日々のお供にご活用ください。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。