![]() 「富士山マラソン」当日の朝、宿から見た富士山に気持ちが引き締まりました。
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RUNNET読者の皆さん、こんにちは。「57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記」、連載第5回をお届けします。今回はイレギュラーですが、2週続けての配信となります。
「Fun Trails Round秩父&武蔵30K」から8日後の「富士山マラソン」。果たして公言していた3時間30分以内でゴール出来るのか?
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不安を抱えつつ、今週は東京都の小池知事と調印式、スカッシュ日本ランカーのレッスンを見学などと慌ただしい日々を送りました。
この週は、4kmの軽いランとマッサージのコンディショニングだけを行いました。
大会前夜は河口湖の焼肉の名店「武石」で焼肉を堪能、ご飯大盛り、生ビールも御愛嬌で、ガソリン満タンに。22時就寝、スタート3時間前の6時起床で、睡眠もたっぷりとりました。
迎えたレース当日。予報では最低気温マイナス1度だったので、寒さ対策を万全に臨みましたが、予想に反して天候は穏やか。被っていたゴミ袋を脱いでスタートを切りました。
「富士山マラソン」といえば22km過ぎ、河口湖から西湖へ上る激坂が名物です。そこは応援団の檄もあり走り切りましたが、脚が削られ、後半の失速を招くことに。
河口湖と西湖をそれぞれ一周するタフなコースですが、富士山はもちろん、いたる所で紅葉や湖の景観を楽しめる「風光明媚な大会」であることは間違いありません。
そして最後は、沿道からの声援を受けながら、背中が丸くならない事を意識して走り切り、気持ちよくフィニッシュ!
結果は3時間29分14秒、何とかサブ3.5を達成! 2020年の「勝田全国マラソン」以来のサブ3.5達成に思わず感激し、泣きそうになりました。
地元のお子さんに富士山型のメダルをかけてもらい感動もひとしおでした。
記録証をQRコードで読み取ると、速報で年代別(55歳~59歳)19位だったことがわかり、本当に嬉しかったです。波平世代としては頑張ったと思います。
私もタラちゃんと同い年(3歳)の孫がいますが、波平に負けずにスーパーシニアを目指して今後も奮闘し続けます。
とは言え、正直、サブスリーへの道のりは果てしなく遠く険しいです。
今後の課題は、体力&筋力アップ、体幹&ファンクショナルな動きの強化、スピード&持久力向上。
そんなの2カ月半でやれるのか?と思われるのは当然だと思いますが、どんな目標でも必ず達成できる道はあります。その道を探るのも楽しいですよね。
来月はトレイルランニングレースと駅伝に参加。それぞれテーマを持って臨みたいと思います!
![]() ティップネス宮崎台店で安藤優太選手、安成翔太選手のジュニア選手特別強化練習会を見学
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![]() 小池都知事と「TOKYOこども見守りの輪プロジェクト」の調印式を行う。小池都知事のオーラの強さに圧倒される
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![]() 公言していたサブ3.5に向けてゴール前の疾走。少し泣きそうになりました
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20日(月): | 会食 |
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21日(火): | 会食 |
22日(水): | ティップネス国分寺店でジムトレ&スイム |
23日(木・祝): | ティップネス宮崎台店でスカッシュ日本代表のレッスン見学 |
24日(金): | 小池百合子都知事と「TOKYOこども見守りの輪プロジェクト」調印式 マッサージでコンディショニング |
25日(土): | 調整ラン4km(4:58ペース)のあと河口湖入り 前日受付&焼肉武石でタンパク質と炭水化物、ビールを摂取 |
26日(日): | 6時起床。朝食はおにぎりと味噌汁とパンとバナナとプロテインドリンクを摂取 「富士山マラソン」出場 |
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岡部智洋(通称ティップネス社長)(57)
会社経営者。月刊ランナーズ2020年5月号「私の流儀は仕事もマラソンも全力!」にも登場。
基本は平日にランのトレーニングは行わず、週1でタバタプロトコル、週末のロング走で月間走行距離は100kmほど。
フルマラソンベストは3時間11分33秒(18年勝田全国マラソン)。2024年2月別府大分毎日マラソンでサブスリーを狙う
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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