![]() キツい時ほど笑顔を意識!(写真は今年の名古屋ウィメンズマラソン/小野口健太撮影)
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いよいよフルマラソンが多数開催されるシーズンとなりました。「1秒でも速くゴールしたい」と考えているランナーの方も多いと思いますが、そんなみなさんにお勧めの当日できる快走法を現在発売中のランナーズ12月号から紹介します。
その快走法とは、「笑顔で走る」ということ。前世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手も、レース中に時折微笑むような表情をしています。そして、イギリスの研究では、笑顔で走るとランニングエコノミーが改善(通常時より2.2%、しかめっ面より2.8%)するというデータがあるのです。
この結果について、実業団選手にアドバイスも行っているメンタルトレーナーの佐藤浩さんに意見を聞くと、「とても納得できますね。私が考える効果は主に3つあります。まず1つは笑顔になると筋肉が緩むので、身体が動きやすくなるということ。2つ目は苦しくて雑念が生じがちな時に『笑顔になる』ことに集中することで思考が単純化され、脳の消費するグリコーゲンが節約できるということ。3つ目はややおまけのような内容ですが、もし本当に笑えていたのなら脳からベータエンドルフィンが出て、鎮静効果で痛みが軽減できるのです」
また、元実業団選手でランニングコーチ・カイロプラクターの後藤敏雄さんは、
「笑顔が効果的なのは私も同意ですが、一人で走っている時にニッコリするのは難しいですよね。そこで推奨するのが、沿道の方々とハイタッチすることです。すると自然に笑顔になりますから。もしそこまで余裕がない場合は、あえて目を合わせるように走るのもいいと思います。沿道の声援はすごく力になりますし、笑顔も作れて一石二鳥です」
ランナーズ12月号では実際に笑顔でフルマラソンを走ったランナーの体験談や、笑顔以外にもできる当日の快走法を紹介しています。ぜひご覧ください。
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ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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