ランナーズonline

キツいけれど効果あり! 夏の30km走のススメと実践法

2023年7月13日
金曜夜の帰宅30km走には重りラン効果も期待できる
金曜夜の帰宅30km走には重りラン効果も期待できる

現在発売中のランナーズ8月号の企画「弓削田眞理子の3時間30分は誰もが切れる」で、マスターズ世界記録保持者の弓削田眞理子さん(65歳)が8月のトレーニングとして推奨しているのが、「30km走を一度でいいので実践すること」。詳しい効果は誌面をご覧いただくとして、果たして猛暑の夏に30km走は可能なのでしょうか?
今回は2019年7月号で紹介している夏に30km走を行う際のお勧めの方法を紹介します。


(1)週末に高地でプチ合宿

都内に比べると涼しい菅平などの高地に週末を利用して行き、ロング走を実践するという方法。こういった合宿地は起伏の厳しいコースも多いので、脚筋力も鍛えられて一石二鳥です。


(2)仲間とマラニック

ペースは気にせずに「観光地」や「お店(パン屋やスイーツ店)」などのポイントとなる場所を巡る。途中2~3回程度コンビニ休憩を計画に組み込んでおき、水分やエネルギーを補給します。「坂では必ずペースアップ」などのルールを決めておくと楽しく刺激を入れられます。「比較的涼しい日や時間帯に実施」「日陰のあるコースを組み込む」など暑さ対策も工夫しましょう。


(3)金曜夜に30km帰宅ラン

週末に用事があって長時間走れないというランナーにお勧めの方法。遠回りするなどして、自宅まで30km程度走って帰ります。荷物を背負っている分、筋力が鍛えられ、仕事後なので心身に疲労への耐性をつけることができます。昼食は普段より多めに食べる、走り出す前はエネルギーゼリーなどを補給するなどエネルギー切れを起こさないようにしましょう。

夏場はペースを落として実践しても十分な効果が期待できるため、どの方法で行う場合もスピードは気にしすぎず、体調と相談しながら実践するようにしましょう。

なお、やっぱり1人では難しそう……というランナーは8月20日に大阪で開催する「弓削田眞理子さんの30km練習会 」もありますので、ぜひ参加をご検討ください。
※ランナーズ+inチーム会員限定



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!


さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。

東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!

東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る