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秋のフルマラソンでサブ4達成を目指している兵庫県の服部薫さん(44歳)。
「Challenge 4 Osaka」はその通過点として出場することを決めました。
服部さんが最初にサブ4を意識したのは2017年。
健康のため友人と週1回走るようになって6年目のことでした。
このときは「サブ4はひとりでは無理」と判断し、ランニングチーム「沖ランニングクラブ」に入ったことで、すべてが目標に向かって動き始めました。
スピード練習など、やったことのない練習を行うようになり、フォームについてもアドバイスをもらい・・・
「走っているときに、肩の力を抜いてと言われてやってみたら、脚がぐんと動くようになって驚いたこともありました」
サブ4挑戦を公言するとまわりも応援してくれ、自分自身も集中して頑張れるようになりました。
こうして、ランニングチームに入って半年もしないうち、2017年の淀川市民マラソン(3時間53分22秒)、同・神戸マラソン(3時間56分32秒)、さらに2019年岡山マラソン(3時間56分47秒)を含めサブ4を3回達成することができました。
ところがコロナ禍を経て久しぶりに出場した昨年の神戸マラソンで、4時間48分07秒というワーストに近いタイムを出してしまいます。
まだ身体の準備ができてなかったうえ、当日の体調不良も重なってしまったのです。
再びサブ4を目指すにあたり、現在は徐々に練習頻度を増やし、身体を作り直そうとしているところです。
平日は10kmほど気持ちよく走れるペースで(キロ5分程度)。週末はロング走など。
そして月1回の沖ランニングクラブの練習会では、「ひとりでは身体も気持ちももたないからできない」というスピード練習を行います。
また、チームの練習で知ったいろいろなトレーニングの中で「気持ち的にラクに走れる練習」(カコミ参照)を取り入れて練習量を増やそうとしています。
平日の会社勤めと週末のボディセラピストとしてのダブルワークで多忙な服部さん。
「まだ平日は週に1、2回程度しか走れていないのですが、3月からは週2、3回に増やそうと思っています」
5月の「Challenge 4 Osaka」では、こういったトレーニングで、どこまでサブ4に近づけるか。
練習の成果を測る絶好のチャンスととらえています。
ラクな気持ちで取り組めるお気に入りの練習
8km×2本
服部さんは「しんどいな」と身構えてしまう練習ではなく、「これならラクに走れそう」という前向きに取り組める練習を取り入れようとしています。
16kmを1本走る練習だときついけど、これなら精神的にラクにできると言います。
目的達成にはネガティブな気持ちではなく、ポジティブな気持ちで集中することが重要と考えています。
8km×1本目・・・本気モードで例えばキロ4分半くらいで走る
↓
5分休憩(水分補給などする)
↓
8km×2本目・・・レースペースにして肩の力を抜いて 身体を整える目的で走る
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兵庫県明石市在住。
20代の頃に体調を崩したことをきっかけに健康についてより深く考えるようになり、その延長で走り始めたのが12年前。
2017年淀川市民マラソン(3時間53分38秒)、同・神戸マラソン(3時間56分32)、2019年岡山マラソン(3時間57分)とサブ4を3回達成。
現在は、平日の会社勤めに加え、週末は東洋医学を取り入れたボディセラピストとして活躍する多忙な日々の中、トレーニングを実施。
昨年コロナ禍後はじめてのフルマラソンで4時間48分07秒というワーストに近い記録だったが、今年11月に開催される神戸マラソンか岡山マラソンでリベンジを目指す。
大会当日着用シューズ:ニューバランスFuel cell シリーズもしくは asicsS4
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開催日&会場
大阪会場:5月14日(日)@淀川河川公園
東京会場:5月27日(土)@国立競技場
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