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「30km走」というとちょっと抵抗がある人も、時間走ならハードルが低く感じられるという人もいるのでは?
たとえば3時間、あるいはマラソンの目標タイムの60~70%未満の時間を目安にしたマラニックから始めると取り組みやすいはずです。
楽しみながらマラニックや帰宅ランに取り組んで距離を踏んでいるランナーの実例を紹介しましょう。
土日のどちらかを、なるべくアップダウンを入れて4時間くらいのコースをゆっくり走っています。
コース中盤に公園や、そこから続くトレイルもあって、変化があって飽きずに走れます。
春は桜、秋は紅葉と、きれいな景色を楽しみながら走れるのですが、距離以上に脚への負担は大きいです。
リュックには飲料や軽食、虫よけスプレー、ウィンドブレーカー、保険証とスマホを詰めています。
残り4km地点にコンビニがあり、最近はここでノンアルコールビールを飲むのが楽しみに。
もうひと頑張りの源になっています。
どの距離の大会でも、マラニックの効果は必ず出ます。
レースの後半、かなり疲れがたまってきても、脚が元気で心を引っ張ってくれることがこれまで何度もありました。
「なんだ、まだ行けるやん」と思わせてくれます。
(S・Fさん 54歳)
走り込みの時期は週1~2回、それ以外は月に2回程度、帰宅ランで30km走ります。
大会当日がどんな天候でも動じないため、走ると決めた日は、雨でも走ります。
職場で着ていたスーツは、会社に置き、次の日に回収。
ワイシャツは圧縮パックに入れ、他にタオル、エネルギージェルなどの補給食、手帳や財布をバックパックに入れて背負って帰ります。
身体ができていない時期は、コンビニなどに寄って補給食をとりつつ、とにかく走り切ることを意識。
次の1カ月では、給水、給食がなくても走り切れるようになり、さらに次の1カ月ではペース走近くまでスピードを上げられるようになり・・・徐々にフルマラソンに必要な基礎ができることを実感しました。
通勤時間をスタミナ練習に使える効率のよさと、その分休日は違う練習メニューに充てることができ、練習の質も向上しました。
(D・Kさん 32歳)
※月刊ランナーズより抜粋
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